
いざかやもえた うらめしや あかばね
《JR赤羽駅徒歩3分》 大人の隠れ家酒場

| 行ったのは | ディナー |
|---|---|
| シチュエーション | 会社の宴会 |
赤羽という街は、昼と夜で表情を大きく変える。
昼間は下町の穏やかな空気が流れ、夜になると一気に飲兵衛たちの熱量が街を包み込む。
その赤羽の夜を象徴するような一軒が「うらめし屋 赤羽」だと感じた。
店名からしてすでに“裏”“隠れ家”“大人の遊び場”といったニュアンスを感じさせるが、実際に足を運ぶとその印象はいい意味で裏切られる。
決して敷居が高すぎるわけではなく、かといって大衆居酒屋のように雑多でもない。
赤羽らしい肩肘張らない空気感と、料理への本気度が絶妙なバランスで共存している店だ。
店内は落ち着いた照明で、木を基調とした内装。
ガヤガヤしすぎず、しかし静かすぎない。
会話が自然と弾む音量感で、仕事帰りの会食にも、気の置けない仲間との飲み会にも使いやすい。
カウンター席とテーブル席の配置もよく、一人飲みから複数人まで幅広く対応できる懐の深さを感じる。
料理の印象を一言で表すなら、「ちゃんと美味い」。
奇をてらった創作料理ではなく、和食を軸にしながらも、素材や火入れ、味付けの細かい部分で“あ、違うな”と思わせてくる。
居酒屋レベルを超えた料理が、気取らず出てくる感じが非常に好印象だ。
刺身は新鮮で、身の張りや脂のノリがよく、余計な水っぽさがない。
特に鮮魚系は、仕入れに手を抜いていないのがはっきり伝わる。
焼き物・揚げ物に関しても、油の使い方が軽く、最後まで食べ疲れしない。
ついつい箸が伸びてしまうのは、この「重くならない美味しさ」が理由だと思う。
また、酒好きにはたまらないのがドリンクの充実度。
定番のビールやハイボールはもちろん、日本酒や焼酎のラインナップも程よく揃っており、料理との相性を考えながら選べるのが楽しい。
赤羽という土地柄、つい飲み過ぎてしまいがちだが、うらめし屋では「味わって飲む」楽しさを思い出させてくれる。
接客も非常に好感が持てるポイントだ。
必要以上に話しかけてこないが、こちらが目を向けるとすぐ気づいてくれる距離感。
料理の説明も簡潔でわかりやすく、忙しい時間帯でも雑にならない。
こうした細かな配慮が、店全体の居心地の良さを底上げしている。
客層は比較的幅広い。
30~50代の仕事帰りのグループが多い印象だが、若い層や常連らしき一人客も見かける。
いわゆる“赤羽のディープさ”は控えめで、初めて赤羽で飲む人にもおすすめしやすい店だと感じた。
価格帯も良心的で、料理のクオリティを考えるとコストパフォーマンスはかなり高い。
高級店ほどの緊張感はなく、それでいて安居酒屋のような雑さもない。
このバランス感覚こそが、うらめし屋が支持されている理由だろう。
総じて「うらめし屋 赤羽」は、赤羽という街の魅力を凝縮したような一軒だと思う。
気取らず、でも妥協しない。
仲間と語り合う夜にも、大切な会食にも、ふと一人で立ち寄りたくなる夜にも使える。
赤羽で「間違いない店」を探しているなら、確実に候補に入る存在だ。
また再訪したい、そう素直に思える店だった。
グルメちゃんからのコメント
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