「108本のバラ」の花言葉&意味!プロポーズの花束にぴったり

「108本のバラ」にはどんな意味があるのでしょうか。バラが108本ともなると、かなりインパクトのある花束になりそうですよね。プロポーズやお祝いなど、108本のバラはどんなシチュエーションに合っているのでしょうか。108本のバラの花言葉から、値段の相場、花束のサイズ、108本のバラを贈るときに気を付けたいことまで、第一園芸株式会社 クリエイティブ・ディレクターの石川恵子さんに伺いました。108本以外の本数の意味や、バラの花をできるだけ長く楽しむ方法もお伝えいたします!

“108本のバラ”の意味



“108本のバラ”の意味

日本では108本が「トワ」とも読めるので、「永遠」という意味が込められていると言われています。英語圏では「Marry me」という意味で使われるようです。

108本のバラともなると金額も大きくなるので、プロポーズで贈られることもあります。108本だと高価になり、持ち運びも大変なので、感謝・誠実・幸福などの12の意味を込める、ダズンローズと言われる12本のバラを贈る人も多いようです。


バラには108本以外の本数にも意味がある



バラには108本以外の本数にも意味がある

画像提供:第一園芸株式会社


バラは本数によって花言葉が異なり、108本以外の本数にも意味があります。いくつか本数による花言葉を紹介します。

1本のバラ
1本のバラは、「ひと目ぼれ」という意味です。ちょっとしたプレゼントやお礼に、シンプルにバラを1本贈るのも粋でおすすめです。

5本のバラの花束
「あなたに出会えて本当に嬉しい」という花言葉です。純粋な気持ちを花束と一緒に贈ってみませんか?

9本のバラの花束
花言葉は「いつもあなたを想っています」。恋人へだけでなく、友人や家族へのプレゼントとしても贈れそうな花言葉です。

12本のバラの花束
12本のバラの花束は、「私と付き合ってください」という花言葉があり、プロポーズで贈る花束に多い本数です。

ダズンローズとも呼ばれ、感謝・誠実・幸福・信頼・希望・愛情・情熱・真実・尊敬・栄光・努力・永遠といった12の意味を込める場合もあります。

バラは本数以外に色によっても花言葉が異なります。バラの色や本数別の花言葉をもっと知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

バラの花言葉!花束を贈る前に知りたい色別・本数別の花言葉
https://zexy.net/contents/lovenews/article.php?d=20211112



バラの花の値段の相場は?



バラの花の値段の相場は?

画像提供:第一園芸株式会社


バラの花の値段は、種類や時期によって異なりますが、1本600〜1000円です。108本の場合は、10万円程度になります。

108本のバラを束ねる際は、108本の重さを支える必要があります。茎がしっかりした良質の長いバラを用意しなければいけないので、1本当たりの価格が高くなる場合が多いです。


108本のバラの花束、サイズはどれくらい?



108本のバラの花束、サイズはどれくらい?

画像提供:第一園芸株式会社


108本のバラの花束のサイズは、直径約50cm、高さ約70cm、重さ約2.5kg程度です。

オンラインショップでリーズナブルに購入できるものもありますが、そういった花束は花が小さく、短めのバラを使用している場合があり、サイズはもっと小さくなる可能性があります。


108本のバラを贈るときに気を付けたいこと



108本のバラを贈るときに気を付けたいこと

サイズの大きい108本のバラの花束を贈る場合、贈るときに何か注意点などはあるのでしょうか。購入準備や持ち帰りなどで気を付けたいポイントをお伝えします。

予約をして購入する


本数を問わず花束をオーダーする際は、遅くとも1週間前に予約をした方が希望通りの花束を贈ることができます。

特に108本のバラともなると、当日に状態の良いバラを用意するのが難しい上、クリスマスやバレンタインなどの時期は、バラの入荷が間に合わない場合もあります。余裕を持って予約をした方が安心です。


贈る相手の持ち帰りも視野に入れる


108本のバラの花束は、重く、サイズも大きいので、贈る相手の持ち帰りまで考慮しましょう。

花束を渡した後は帰宅するのか、帰宅手段は何なのかまで考えて、贈るタイミングや場所を選ぶようにしましょう。


持ち帰った後のことも考慮する


バラが108本ともなると、1つの花瓶にはほぼ入りきりません。バラを生けるには複数の花瓶が必要になることを頭に入れておきましょう。


バラの花をできるだけ長く楽しむ方法



バラの花をできるだけ長く楽しむ方法

画像提供:第一園芸株式会社

記念の花束などは、できるだけ長く楽しみたいもの。バラを長く楽しむためにできることを保存方法別に紹介します。

生花のまま飾る場合


花束を家に持ち帰ったら、すぐにラッピングと保水材を取り外します。そして、傷んだ葉で水が汚れるのを防ぐために、下の方にある葉は取り除きます。多すぎる葉を取り除くことで葉から水分が蒸散するのも防げます。

花瓶に水と切り花鮮度保持剤を入れて、よく切れるはさみなどで茎の根元を斜めに切ってから生けましょう。茎を斜めに切ることで、水に接する断面が大きくなり、水を吸いやすくなります。

切り花鮮度保持剤を使いつつ、2〜3日に1度のペースで水替えを行うと、花の鮮度が長持ちします。特に夏場は水が腐りやすいので、小まめに水替えすると長く楽しめます。


ドライフラワー/押し花にする場合


花屋さんによってはアフターブーケというサービスがあり、プレゼントしたバラをいったん預かって加工し、色鮮やかなドライフラワーや押し花にすることができます。

自分で作ることも可能ですが、花にしわが寄ったり、色があせたりする可能性が高くなります。また、乾かし方が足りないとカビの原因にもなるので、きれいに保存したいなら専門店にお任せした方がいいかもしれません。

花束に迷うときは花屋さんに相談してもOK


バラの花言葉は本数や色によってさまざまです。本数や色による花言葉から花束をオーダーしてもいいですし、贈るシチュエーションや予算によって選んでもよいでしょう。

また、用途やどんな花束にしたいかを伝えて、花屋さんと相談して決めることもできますよ。


取材・文/坂田圭永


【監修】
第一園芸株式会社 クリエイティブ・ディレクター 石川恵子さん
「プラスONEの感動」をモットーに、花と緑でお客さまに感動を届けている第一園芸株式会社。花束やアレンジメントなどのお花の販売に加え、ウエディングパーティやイベント会場での装花事業、オフィスや商業施設などの空間デザイン、環境緑化事業と、花と緑に関する多くの事業を展開する。特別な数で贈るローズブーケが好評のオンラインショップや、バラにまつわるお話も出てくる暮らしの楽しみ方を提案するサイト「花毎(はなごと)」も絶賛公開中。
第一園芸 フラワーショップ:https://www.daiichi-engei.jp/shop/
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