結婚を決めた理由は?なぜ結婚したの?男性・女性の本音調査

「そろそろ結婚したいけれど、なかなか進まない」「今の恋人と結婚するかどうか迷ってる」……結婚を考えていると、もんもんと悩んでしまうこともあるでしょう。結婚は人生を変える一大イベント。自分自身や相手と向き合い、ベストな選択をしたいですよね。

そこで、セキララゼクシィでは現在結婚している人に、結婚を決めた理由をはじめ、結婚にまつわる本音をアンケートで聞いてみました!結婚を視野に入れている人は、参考にしてみてくださいね。

結婚と恋愛は違う?



結婚と恋愛は違う?

恋人同士のときは、ふたりの気持ち次第で付き合ったり別れたりすることができますが、「結婚」は法的な婚姻手続きを経て、社会的に夫婦として認められる行為です。そこには「責任」が伴います。

ふたりが結婚を決めたその日から、引っ越しや親戚付き合い、名字の変更、保険や税金の手続き、出産、家の購入など、さまざまなイベントが発生するので、協力して一つ一つ乗り越えていく必要があります。

そのため、仲の良い恋人でも、「結婚する相手」として考えたとき、「この人で本当にいいのかな」と迷ってしまうことも……。

アンケートで既婚者に「結婚したい相手と付き合いたい相手に違いはある?」と聞いたところ女性は7割以上が「違いはない」と回答。男性は半数が「違いはある」と回答しました。

多くの女性は、付き合う段階で「結婚できる相手」として恋人を探しているようです。将来子どもを持ちたいと考えるのならば、どうしても妊娠・出産のタイムリミットを意識する必要があるからかもしれませんね。

一方で、男性は女性ほど切実に結婚の「適齢期」を気にしていません。そのためか「恋人=結婚相手」と必ずしも思っているわけではないようです。

「結婚する理由」を見つけておきたいワケ



「結婚する理由」を見つけておきたいワケ

結婚すると共働きであれば収入が増えますし、保険や税金の控除が受けられることがあるなど経済的なメリットも大きいです。なにより、家庭を築き、人生を共に過ごすパートナーがいることは、精神的な安心感や充足感をもたらしてくれるでしょう。

しかし、どんなにラブラブなカップルでも、結婚して生活を共にすると、お互いに合わない部分が出てきてもめることもしばしば。

アンケートで「結婚後に訪れた困難」について聞いたところ、男女共に一番多かった回答が「価値観の違い」でした。

結婚して、日々の暮らしを共にするようになると、掃除の頻度やお金の使い方など細かい考え方の違いが表面化することもあるでしょう。そんな時はふたりで話し合いをして、意見を擦り合わせることも大切ですね。

女性は次いで僅差で「家事を手伝ってくれない」が多い結果となりました。共働きなのに妻ばかりが家事をしたり、「女性が家事をするのが当然」といった態度を取られたりすると、一緒にいるのが苦痛に感じてしまうかもしれません。

男性では「結婚してから態度が変わった」という回答も目立ちました。

結婚すると、単なる恋人でなく「生活を共にするパートナー」になります。時には家事のやり方や頻度、子どもの世話などさまざまな方面で意見の相違が起こることも。相手に対して、「結婚前はこんなにケンカしなかったのに」「言い方キツイよなー」なんて、感じることがあるのかもしれないですね。

結婚しても恋人のようにいつまでもラブラブな関係でいたいものですが、そうは簡単にいかないのが現実。それぞれ育ってきた環境や文化の違いなどから、価値観が合わずにケンカが起こることもあるでしょう。

話し合いで解決できればいいですが、どちらかが折れなければいけないケースも出てくるかもしれません。

結婚が現実的になったら、将来もし困難が訪れたときのことも考えて、「それでもこの人と一緒にいたい!」と思った理由を明確にしておくことをおすすめします。

そうすれば、もめ事が起きたときに、その「結婚をしたいと思った理由」が心の支えとなり、ふたりの初心を取り戻すきっかけとなるかもしれませんよ。

結婚を決めた理由



結婚を決めた理由

現在すでに結婚している人は、どんな理由で結婚を決めたのか、気になりますよね。

アンケートで聞いてみたところ、男女共に多かった「結婚を決めた理由」は以下の通り!

1位:これから先もずっと一緒にいたいと思ったから
2位:これ以上の人には出会えないと感じたから
3位:安心できる場所が欲しかったから
4位:子どもが欲しいから

「恋愛と結婚は別」とはよくいわれますが、いくら収入面などの条件が良くても、話が合わないなど、一緒にいてもしっくりこない相手と長い時間を共に過ごすのは難しいですよね。

「人生を共にしたい」「この人以外は考えられない」と純粋に思えることが、結婚へとつながる決定打となっているようです。

また、4位の「子どもが欲しい」など、女性の妊娠・出産のタイミングを考慮して結婚を決めるケースも多そうですね。

5位以下の理由は、男女で違いが出ていました。

女性の5位は「経済的に安定する」という回答。共働き世帯が増えているとはいえ、多くの女性が妊娠・出産を機に仕事をセーブせざるを得ない現状もあるため、経済面での安定は結婚を決める大事な理由になっているのではないでしょうか。

男性の5位は「社会的な信用が得られるから」でした。周囲からプラスの評価を得たいという気持ちも、男性が結婚を決める動機になっているようです。

幸せな結婚のために「譲れないもの」を持っておこう



幸せな結婚のために「譲れないもの」を持っておこう

結婚を真剣に考えたとき、自分の中で「結婚の譲れない条件」を明確に持っておくことが大切かもしれません。

結婚はゴールでなくスタート。結婚生活を続けていくのには、夫婦双方の努力が必要です。相手の見た目や年収など表面的な条件だけにとらわれず、苦楽を共にするパートナーになれるかどうか、互いに見極める必要がありそうですね!

幸せな結婚生活を送るひけつは、いろいろな困難があったとしても最終的に、「この人と結婚してよかった」と心から思える瞬間があるかどうかに、かかっているのかもしれません。

アンケートで既婚者に「結婚してよかった瞬間」について聞いたところ、男女共に「毎日一緒に過ごせることに喜びを感じたとき」「苦楽を共有できたとき」という意見が多数みられました。パートナーがそばにいる喜びを感じられることが、大事な条件かもしれませんね。

また、男性では「家で温かいご飯が用意されていたとき」が1位に。男性も家事をする時代とはいえ、妻の家庭的な面を嬉しく思う部分はあるようです。

一方、女性は「買い物やごみ出しなど、ちょっとした手伝いをしてくれとき」という意見が多く上がっていました。家事をどちらかに押し付けるのではなく、協力し合うことが求められているのでしょう。



結婚によって叶えたい生活や相手に求めることは、人によってそれぞれ違います。結婚後に、夫婦で価値観が大きくずれていると分かった場合、折り合いをつけるのがなかなか難しいことも。

結婚を視野に入れて付き合っている時点で、自分が「本当に大事にしたい条件」はなにかをよく考え、相手と話し合っておくことが、大切なのではないでしょうか。

取材・文/おかゆ

【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2020/5/20〜2020/5/28
有効回答数:101人(女性)

・ご自身に関するアンケート
調査期間:2019/12/25〜2019/12/27
有効回答数:206人(男性)
(インターネットによる20代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)