いい雰囲気はこわしたくないけど……

みんなどうしてる? 今日は無理な日のエッチの断り方

大好きな彼と過ごす、ラブラブなひととき。なんとなくいい雰囲気になったけど、今日はエッチしたくないな……と思うことってありませんか。そんなとき、みんなどうしているのでしょう。はっきり断る? それともなんとなくずるずる応じてしまう? 今回はまわりにちょっと聞きにくい、エッチの断り方についてリサーチしてみました。

セキララゼクシィが20〜30代の女性に聞いてみたところ、「彼からエッチを迫られて、断ったことがある」との回答は67%でした。半数以上の方が無理なときはしっかり断っているようです。ではみなさんどんなときに断っているのか、またそのときの伝え方など、聞いてみました。

エッチを断るのはこんなとき!



1位 疲れている 36.5%
2位 体調が悪い 25.7%
3位 その他 9.5%
4位 ムダ毛や下着など、自分の準備が万全でない 8.1%
5位 そもそもエッチが嫌い 6.8%
6位 彼とケンカした 5.4%
7位 悩み事があってそういう気分じゃない 4.1%
8位 忙しい 2.7%
9位 その場所が嫌 1.4%




みなさんの1位は、疲れているとき。仕事や家事などでへとへとになって、「とにかく寝たい! 何もしたくない!」という日もありますよね。明日の予定を考えると、「エッチで体力を消耗している場合じゃない」ということもありそうです。

続く2位には体調がランクイン。生理など体のリズムがある女性は、「エッチはいつでも準備OK!」というわけにはいきません。体調がよくないとメンタルも沈みがち。そんなときはエッチを心から楽しめなくなりますよね。

3位の「その他」には、いろいろなご意見が。その一つが「ムードを大事にしてほしかった」(32歳)という声。女性にとってエッチのムードは大切ですよね。いくらおつきあいが長くなってきたとはいえ、お部屋の明かりがついたままだったり、TVから彼が好きなお笑いが流れてきたりすると、エッチに集中できなくてつらい……。汗だくで帰宅したのにシャワーも浴びずにGO! なんていうのもドン引きです。

4位にはムダ毛・下着問題が登場。気を抜くと伸びてくるムダ毛はロマンスの敵。彼の前では完璧なすべすべ素肌でいたいという女性は多いのでは? もしかすると男性はそこまでチェックしていないのかもしれませんが、「あれ? もしかしてムダ毛に気づかれた?」とびくびくしながらではエッチを心から楽しめませんよね。そしてエッチのムードを盛り上げるアイテムの一つ、下着も気になるところです。ブラとショーツのデザインを合わせていないとき、使い込んだ印象の下着をつけてきてしまったときなどは、彼に見られないようにエッチを断りたくなる気持ちがよくわかります。

エッチを断るときはどうしてる?






1位 正直に話した 74%
2位 はっきり言わずにごまかす 19%
3位 別なことをしようとうながす 7%

次にみなさんに、どんなふうにエッチを断っているか聞いてみました。74%の方が「疲れている」「体調が悪い」など、理由を正直に話しているようです。その一方で「はっきり言わずにごまかす」という声は19%でした。女性の中には、エッチについてオープンに話すのは苦手という方もいらっしゃると思います。「彼のことは好きなんだけど、今日はエッチをしたくない」という微妙なニュアンスをくみ取ってくれる男性ならいいですが、断ることで「俺のことが嫌いになったの!?」「もしかして浮気してるの!?」なんていう反応が返ってくると、どう説明すればよいのか困ってしまいますよね。「角が立たないよう、生理といって断ったことも……」(30歳)という苦肉の策もありました。

彼からのエッチの困った要求にはどうしてる?



最後にさらに聞きにくい、エッチの困った要求についても斬り込んでみました。エッチの趣味嗜好(しこう)は人それぞれですが、彼に求められて「えっ、それはちょっと……」と感じた経験についても聞いてみました。みなさんの反応はこちらです。

1位 はっきり断った 45%
2位 嫌だと思いつつ応じてしまった 19%
3位 ごまかして逃げた 7%
4位 経験だと思い応じてみた 5%
4位 彼とのつきあいをやめた 5%

いったいどんな要求だったのかについては深くうかがってはいませんが、半数弱の方は彼からの困った要求に対してはっきり断っているようです。その一方で19%の方は嫌々ながらも応じた様子。応じてしまった理由としては、「それを断って他の人とやられたら嫌だから!」(31歳)という声がありました。彼がちょっと試してみたいという軽い気持ちならこちらも断りやすいですが、「俺はどうしてもそのスタイルじゃないと駄目なの!」という切実な要求の場合、この先どうしたらよいのか悩んでしまいそうです。

3位以降をみてみると、「ごまかして逃げた」が7%。彼を傷つけないように、手を変え品を変え、エッチから逃げた女性の気持ちを想像すると、その様子にヒヤヒヤしてしまいます。4位は「経験だと思い応じてみた」が5%。最初は嫌だったけど、トライしてみたら意外にいいかもという結果になったとすれば、お互いの関係がさらに深まるかもしれませんね。そのほかには「彼とのつきあいをやめた」も5%。彼との関係の中で、重要な要素であるエッチの趣味が大きくかけはなれている場合、おつきあいが難しくなってしまうのは理解できます。

エッチも無理をせず、自然体でいられる関係がGOOD!



今回の調査では、彼とのエッチで自分の意志をはっきり示している女性が多いのがわかりました。ふたりの関係を長く深く続けていくためには、何事もなるべく無理をしないほうがいいですよね。彼に嫌われたくない、傷つけたくないと思って無理をすると、いつか限界がきてしまいそうです。でも嫌なのをがまんしてエッチにつきあっていたと彼が知ったら、大切な彼女にそんな思いをさせていたなんて……と却って傷ついてしまうかもしれません。

エッチはなかなかオープンに話せない話題ではありますが、自分も彼も大切にするからこそ、無理なときは本当の気持ちを伝えていけるといいですよね。パートナーとの関係の中で、エッチの時間はとても大きなもの。お互いが本音を伝えて、お互いを理解しあうことが大切です。無理や我慢をせず、自然体でいられることが相性のよさだといえるでしょう。(ぱう)

【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート
調査期間:2019/4/5〜2019/4/15
有効回答数:64人(女性)