私の薬指のサイズ、わかってる?

サプライズを演出する『プロポーズリング』って、知ってる?

プロポーズにはサプライズで指輪を贈りたいけど、彼女の指のサイズやデザインの好みがわからない……と悩む男性は多いようです。そんな男性を応援すべく、プロポーズ後に彼女とサイズやデザインが決められることで人気の『プロポーズリング』。そんな新しいタイプの婚約指輪、プロポーズリングについてご紹介します!

『プロポーズリング』って、何?



サプライズの感動を演出し、ふたりでデザインを後から選ぶことができるプロポーズリング。20〜30代男性に聞いてみたところ、80%が「知らなかった」とのこと。

同じ質問を20〜30代の女性にもしてみると、「プロポーズリングを知っていた」のは43%と、半数以下! まだ世の多くの人はプロポーズリングについて、あまりご存じないようです。

そこで、ブライダルジュエリー専門ブランド「アイプリモ」で、国内70店舗以上を展開する「プリモ・ジャパン」の小澤美帆さんにプロポーズリングについて、聞いてみました。

小澤さん、プロポーズリングは、どのような男性が購入しているのでしょうか?

「プロポーズしようと決めた男性が、彼女にリングを買うとしたらどんなものがあるのか、予算はどのくらいなのかと、ネットで調べてプロポーズリングを見つけて来店されることが多いですね。その中でも『勝手に僕が全部決めるよりも、彼女が一番喜んでくれるリングをつけさせてあげたい』という希望の方が購入されています。

お客様のお話を聞いていると、ちょっとした会話の中で、『クリスマスやお誕生日などにジュエリーをあげると、彼女が欲しかったものと違ったりするんです』とお話される方が多くいらっしゃいます。自分で選んだデザインが彼女の好みと違ったらどうしようと不安になる方は、シンプルなリングを選ばれますね」

なるほど! そもそもプロポーズリングって、どんなリングなんですか?

「プロポーズリングには2種類あります。後から別のデザインやサイズを変えたりできる、指輪の形をしたイミテーションタイプのリングを贈られるパターンと、本物のダイヤモンドのリングをあげて、デザインやサイズは後から変更するというパターンです。アイプリモは後者で、真ん中のダイヤモンドを、お選びいただいておつくりする、シリウスというダイヤモンド1石のエンゲージ縦爪リングが一番人気です」

プロポーズリングをもらった女性の感想は?





プロポーズ後に一緒に来店した彼女の反応って、どうですか?

「アイプリモでは基本的に、男性が最初にひとりで来店したときのスタッフが、カップルで来店されたときも対応するようにしているんです。その際、男性がお相手の方を想ってたくさん悩んで選ばれていた姿やエピソードを代弁することもあって、女性は『そんなに自分のために頑張って選んでくれたんだ!ありがとう!』ととても喜んでくださいますね」

彼が自分のためにリングを選んでくれた話を聞いたら、女性は感動しちゃいますね!

「サプライズでプロポーズしたい、でも彼女にも好きなデザインを選ばせてあげたいという難しい希望を両方ともかなえてあげられる、いいとこ取りなのがプロポーズリングです。プロポーズは一瞬でしかないけど、女性にとってはその時間自体が永遠の思い出になります。リングを見るたびに思い出されると思うので、アイプリモではイミテーションではなく、一生涯持てる本物のダイヤモンドでおつくりするリングをおすすめしています」

そこで『プロポーズリング』をもらったことがある20〜30代の女性に、感想を聞いてみると、やはり感動したというコメントが多数でした。

●「サイズは少し大きくて合わなかったけど、サプライズでくれてとても嬉しかったです。そのあと指輪はサイズを変更できたのでよかった」(26歳)
●「やっぱりサイズがわからなかったりするので全然ありだと思う!サプライズで用意してくれていたので嬉しかった!」(27歳)
●「サプライズで用意してくれて、一緒にデザインを選ぼうと言ってくれたので嬉しかった。ふたりでお店に行き指輪を選ぶのは楽しかった」(27歳)
●「嬉しかった! 指輪にも好みがあるし、ふたりで選びに行く楽しみがある」(35歳)
●「旅行中の夜、指輪の箱をパカッとしながらプロポーズしてくれました。全く想定していなかったので、びっくり!! パカッとされるのは憧れだったので、すごく嬉しかったです。プロポーズリングがあるなんて知りませんでした」(29歳)

サプライズの感動と、一緒にリングのデザインを選べて喜んでいることが伝わってきますね!

プロポーズリングをもらってみたい?



プロポーズリングをもらってみたいという女性の声も聞いてみました。

●「プロポーズに指輪が入った箱をパカッと出すのは女の人の憧れの一つだし、一生の思い出になると思うのでもらってみたい」(26歳)
●「自分好みの指輪がもらえて、サプライズもできるので、一石二鳥なのがいいですね」(29歳)
●「彼はセンスがないので(笑)、一緒に買いに行きたい!」(25歳)
●「サプライズのシチュエーションに憧れるが、指輪は一生に何回も買えるわけではないので一緒に選びたいから」(26歳)
●「サプライズが好きなので、事前にサイズや好みを聞かれて感づくよりは、プロポーズリングがいいと思います」(28歳)
●「好みの指輪を自分で選びたいけど、指輪を持ってプロポーズされるシチュエーションには憧れるから」(35歳)

やっぱりサプライズの感動と、プロポーズ後にデザイン変更できるので、ふたりで一緒にリングのデザインを選べるのも楽しいという女性が多いようです。

6月第一日曜日はプロポーズの日





小澤さんのお客様には、結婚したいと思ったときから500円玉をコツコツ貯蓄して、30万円貯まったらプロポーズすると決めてきた男性もいらっしゃるのだとか。そんな男性のプロポーズを心から応援しているのだそうです。

最後にこれからプロポーズする男性にアドバイスをいただきました。

「指輪のサイズは事前に聞くことは難しいと思いますが、プロポーズをされたときに入らないというのは女性としては残念かと思うので、迷われたら、少し大きめのサイズをおすすめしています。とはいえ、できるだけジャストサイズのリングを贈れるようにしてあげたいので、彼女が普段薬指につけている指輪をこっそり持ってきてもらったり、お友達に聞いてもらったりしています。

プロポーズは女性にとって憧れであり、一つの節目なので、どんなリングを、どこで、どんな言葉でプレゼントするかは、男性が思っている以上に一生思い出に残るものです。楽しみにしているプロポーズの瞬間を喜んでいただけるプランになるよう、私たちもお手伝いします。基本的にはその気持ちだけ持ってきてもらえれば、私たちがその想いをかたちにするので、安心してご相談ください」

ちなみに、6月第1日曜日はプロポーズの日なのだとか。結婚を考えている男性は、この機会にぜひジュエリーショップをのぞいてプロポーズリングを探してみてはいかがでしょうか。(宮みゆき)

【取材協力】
プリモ・ジャパン株式会社
アイプリモ事業部 アイプリモブランドマーケティング部
マーケティングダイジンググループ
マネージャー 小澤美帆さん
アイプリモ公式ホームページ https://www.iprimo.jp/

【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「ネット婚活/彼が風俗/プロポーズリング」について
調査期間:2019/3/8〜2019/3/18
有効回答数:311人(女性)
・ご自身に関するアンケート 
調査期間:2019/2/22〜2019/2/24
有効回答数:312人(男性)
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)