終わってからが肝心です

83%の女性が経験あり!失恋からの立ち直り方

恋を失うということは、いくつになってもつらいもの。
涙で枕をぬらしてしまったり、食事も喉を通らなかったり、外出するのもおっくうになったり……。
心はもちろん、体までおかしくなってしまいますよね。
失恋は、時間や新しい恋愛が解決してくれるとよく聞きますが、実際に皆さんはどのようにして失恋から立ち直りましたか?

83%の女性が失恋経験あり!



そこで、20代〜30代の女性に「失恋したことはありますか?」とアンケート。
すると、83%の女性が「ある」とのこと。どんな失恋だったの?

●「好きな人に告白したら、『彼女としては見られない』と言われて振られた」(24歳)

●「好きになった人に気持ちを伝えたら、既に相手には付き合っている人がいた」(28歳)

●「何回もデートしていたのに気持ちの盛り上がりのタイミングが合わず、だんだんと連絡がなくなった。告白したけど断られた」(39歳)

失恋の基本版、告白したら振られたパターン。
失恋した直後は落ち込むと思いますが、はっきりと断られることで自分の気持ちに踏ん切りがつきそう。
「勇気が出ずに二の足を踏んでいたら、彼に彼女ができてしまった」(26歳)といった、勝手に失恋するケースは少しモヤモヤしてしまいそうですよね。

●「長年付き合っていた彼に『妹みたいになった』と言われて振られた」(33歳)

●「本気で半年付き合っていた彼から、『元カノが忘れられない。ごめん』と別れを急に告げられた」(26歳)

●「長年付き合っていた彼に『結婚するつもりはない』と振られた」(27歳)

付き合ったけど振られて失恋するケース。これも多いパターンですよね。
中には、「婚約していたが、結婚式の1カ月前に『性格と方向性が合わない』と婚約を解消された」(31歳)、「付き合っていた彼に急に『別れよう』と言われ理由を問い正すと、『他の人との間に子どもができた』と言われた」(22歳)などのひどいケースも。
これはちょっと心に傷が残りそうな状況です(涙)。

失恋から立ち直るには



失恋から立ち直るには

皆さん、たくさんのつらい失恋経験をお持ちのようですが、どのようにしてその失恋から立ち直ったの? 方法を教えてもらいました。

●「とにかく気が済むまで泣いた」(25歳)

●「本当に毎日泣きっぱなしだった……。失恋ソングなどを聞きながら、あえて泣いてすっきりさせていた」(26歳)

●「次の恋にはなかなか進めないので、取りあえず友達と遊んだり、旅行に行ったり、資格を取ったりして、考える時間をなくすよう忙しく過ごした」(33歳)

●「仕事に打ち込む」(33歳)

●「彼から反対されていた、明るい髪の毛の色に変えた。彼がいる時には遠慮していた、サークルの飲み会に参加したり、新しいことを始めて気を紛らわせていきました」(31歳)

●「新しいものを見たり聞いたりして視野を広げた」(27歳)

とにかく泣いてすっきりさせること。そして、仕事や趣味などに没頭して気を紛らわせることなどが挙げられました。取りあえずの応急処置としては、有効な手段ですね。他には、

●「自分を徹底的に磨く。容姿にお金をかけたら自信も勝手に付いてくるので、以前振られた男性よりも良い男性に声を掛けられます」(27歳)

●「振られた次の日から、自分磨きに励んだ」(27歳)

●「飲みに行って、好きだった人の悪いところを友人にぶちまける」(27歳)

●「こんな人と付き合っていたことが間違いだったと考えるようにした」(24歳)

●「彼の欠点をノートにいっぱいに書いた。つらくなったらそれを見返した」(36歳)

自分磨きをしてきれいになって相手を見返すといったものや、相手の悪いところを思い出して自分を納得させるといった方法も。長期的なプランとしては、

●「失恋したときは本当につらかったけど、やっぱり時間が解決してくれた」(32歳)

●「時間が解決したのと、やはり立ち直るためには次の相手の存在でした」(28歳)

●「友達とたくさん遊んで、気付いたら新しく好きな人ができて立ち直れていた。時間が解決してくれる」(27歳)

●「無理に忘れなくてもいい、他の人を好きになれなくてもいいから、とにかく男の人と遊ぶ! 男の傷は男でしか埋められない」(22歳)

●「友人に紹介や飲み会をお願いし、新しい恋を探した」(30歳)

時間は少しかかりますが、結局は時間と新しい相手が解決してくれたという方法も多く見られました。皆さん、自分なりの方法で失恋から立ち直っているようです。失恋は、そのときは“この世の終わり”とも思えるくらいつらいけれど、振り返ってみれば学んだことも多いはず。

失恋から学んだこと



最後に、「失恋から学んだことを教えてください」と聞いてみました。

失恋から学んだこと

●「『相手に依存しすぎてはいけない!』と学びました。彼氏や好きな人がいても『自分のやりたいことをしっかり持って自分の人生を充実させよう!』と」(26歳)

●「失恋したらキッパリ諦めることも大事。次に進めなくて時間がもったいない」(28歳)

●「自分の時間も大切にしなきゃいけないし、会えない時間の使い方が大切ということ」(26歳)

●「自分との感覚の違いを押し付けてはいけないと学んだ」(28歳)

●「タイミングを逃すとよくないということ。勢いも大事だということ」(25歳)

●「相手に頼りすぎない。重くなりすぎない。良い意味で、期待しすぎないこと」(26歳)

●「失恋すると友達が話を聞いてくれたり、励ましたりしてくれたので、友達の大切さを改めて感じた」(25歳)

●「人を愛することって幸せだと初めて思った」(24歳)

●「どんなに好きでも、愛してくれない人とは幸せにはなれないこと」(27歳)

●「ダメなこともある。この人と思っても」(35歳)

●「ドキドキよりも安心がいい」(31歳)

●「自分が無理をしなくてもいい人が、本当の理想の相手かもしれないこと」(26歳)

●「友達期間が長すぎるのはよくない!」(25歳)

●「行動しないと、意識さえしてもらえない」(26歳)

●「自分の気持ちは相手に伝えなければ伝わらないということ。成就するにせよ、玉砕するにせよ、けじめをつけなければ次には進めないということを痛感しました」(39歳)

●「気持ちは我慢せず伝えることが大切だと分かりました」(35歳)

●「結婚願望があるかないかは早めに聞くこと!」(36歳)

●「携帯を見てもいいことはない。相手に求めすぎるとしんどくなる」(27歳)

●「指輪はしていなくても、結婚しているときがある」(35歳)

たくさんの名言が寄せられた、失恋から学んだこと。
まさしく失恋直後の人も、まだ失恋の傷が癒えていない人も、さらにはこれから恋が始まる人も、いま絶賛恋愛中の人も、とても参考になりそうな内容です。

確かに失恋は、つらい。悲しい。できれば経験したくない。
でも、皆さん立ち直っているのも事実。
大切なことに気付けたり、学ぶことがあったり、新たなことや人に出会えたりするものです。
失恋もいい経験になった、人生の一つの勉強になったと思える日がくるので、たとえ失恋しようともどんどん恋愛を楽しみたいものですね。(坂田圭永)


【データ出典】
セキララアンケート
2019/1/18〜2019/2/5実施
有効回答数:239人(女性)