病めるときも、健やかなるときも一緒に

感謝や思いやり?結婚生活をうまく続けるコツ!

結婚するということは、これからの人生を相手と一緒に歩んでいくということ。他人なので、うまくいかないことも、もちろん衝突することもあると思います。それでも、夫婦としてうまくやっていくには、それなりの工夫と努力があるはず。

そこで、結婚生活を平穏に続けていくために、努力していることをアンケートで聞いてみました。

73%の女性が結婚生活をうまく続けるために努力している!



20〜30代の結婚4年以上10年以下の既婚女性に、「結婚生活をうまく続けるために努力していることはありますか?」と質問すると、「ある」という人が73%でした。
具体的な方法も教えてもらいました!

●「愛情表現を口に出して言う」(33歳)
●「夫へ感謝の言葉を欠かさないようにしている」(30歳)
●「何か問題が生じた場合、うやむやにせずしっかり話し合う」(34歳)
●「思っていることをお互いに言う」(27歳)
●「周りに夫への好意と尊敬していることを話す」(30歳)

愛情表現や感謝の言葉を表すようにする、思ったことは言う、ため込まずに話し合うといった、夫に思っていることを伝えて意思疎通を図ろうと努力している人も。

一方で、
●「夫は子どもだと思ってある程度諦めて接する」(36歳)
●「あくまで他人であることを忘れないこと」(35歳)
●「合わない部分もあるので、ある程度妥協する」(29歳)
●「分担した家事に文句があっても口を挟まない」(34歳)
●「多少の不満には目をつむる」(33歳)
●「思っていることをすべて言わない」(39歳)

といった、他人なのである程度は遠慮するとか、思っていることをすべて言わないといった、諦めや我慢が大切という意見もありました。

また、けんかにならないように事前に工夫するという方法も。
●「お互いにひとりの時間を設けるようにしている」(36歳)
●「お互いを束縛しない。個人の趣味の時間を尊重する」(36歳)
●「ふたりでおいしいご飯を食べに出掛ける」(32歳)
●「けんかを引きずらない」(35歳)
●「夫が嫌がることはやらないように注意している」(31歳)

こうして見てみると、溝ができないように積極的にコミュニケーションを取るという人もいれば、ある程度諦めていれば期待もしないので相手にイラつくこともないという正反対の人もいて面白い! その人の性格や夫婦の関係によって、夫婦仲をうまくいかせるコツはそれぞれ違うようですね。


夫の方も、夫婦仲を保つために妻に気を使っているみたい





結婚生活を良好に保とうと妻がここまで頑張っているんだから、夫もそれなりに頑張っているはず!?ということで、妻から見て、夫が結婚生活をうまく続けるために努力していると感じることはあるか聞いてみると、「ある」という人が73%でした。どんなことを努力しているかというと、

●「家事を半分担当し、私のことも毎日褒めてくれる」(33歳)
●「共働きのため、家事を積極的に手伝ってくれる」(34歳)
●「育児に協力してくれる」(30歳)
●「頼まなくても家事をやってくれる。時々プレゼントをくれる」(32歳)
●「たまに、お疲れさまとアイスクリームやビール、花などプチギフトを買ってきてくれる」(34歳)
●「感謝の言葉をよく口にしてくれる」(27歳)

家事を手伝ってくれると、感謝の言葉を口にしてくれるはダントツで多いようです。

他には、
●「昔よりも感情的に怒らなくなった」(36歳)
●「私が怒ったら謝ってくれる」(38歳)
●「私のずさんなところを我慢してくれている」(39歳)
●「干渉してこない」(32歳)
●「きつい性格の私を理解して、キレずに我慢してくれている」(37歳)
●「何か言いたそうでも黙っている」(36歳)
●「こちらの意見を聞いてくれる」(29歳)

などの、言いたいことを我慢してくれているといった内容も多く見られました。他には、「義父母より妻優先」(34歳)、「仕事が休みの日は、必ず一緒にどこかに出掛けてくれる」(29歳)といったものも。結婚生活を波風立てずうまくいかせるために、夫も夫なりに妻に気を使っているようですね。



最後に、「自分の経験済み、未経験に関係なく、結婚生活をうまく続けていくコツは何だと思いますか?」と質問!
「たくさん話すこと」(33歳)、「期待しないこと」(36歳)、「相手を思いやる気持ちを忘れない」(30歳)といった、これまでに挙げられた方法の他に、

●「寄り添い過ぎないこと。自由を大事にすること」(39歳)
●「完璧を求めない。相手の頑張っているところを見つける」(28歳)
●「とにかく不公平にならないようにする」(32歳)
●「相手に自分の価値観を押し付けない」(32歳)
●「許されるところと、許されないところの線引きをする」(36歳)
●「付き合いが長くなると関係性に甘えてしまうが、他人であることを忘れずにいること。親しき仲にも礼儀ありを忘れない」(35歳)
●「素直になること、頑固にならないこと」(35歳)
●「相手の嫌なところより良いところに目を向ける」(32歳)

などの意見が届きました。育った環境が違う他人同士が、一緒に暮らして結婚生活を続けていくには、それなりの努力が必要だと思います。先輩たちからのアドバイスは、とても参考になりそう。分かっていても、イライラしたり、けんかをしたりしているときはつい忘れがち。先輩たちからのアドバイスを胸に、結婚したら末永く寄り添い続けていきたいものですね。(坂田圭永)


【データ出典】
ご自身に関するアンケート 2019/1/11〜1/12実施
有効回答数:207人(女性)
(インターネットによる20〜30代女性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)