結婚相手に望む年収はいくら?

女性が結婚相手に望む年収は、400万円以上!

結婚することは、これから人生を共に歩むということ。となると、お財布も同じになるので、今後の生活が楽なのか、少し大変そうなのかは、お相手の年収次第ということもありますよね。女性にとって夫の年収は大切な問題! あなたは結婚相手に、どれくらいの年収を望みますか? 皆さんの希望する年収を教えてください!

夫に望む年収は「400万円以上600万円未満」が約40%!



20〜30代の女性に「結婚相手に望む年収はいくらですか?」と聞いたところ、

1位:「500万円以上600万円未満」(21%)
2位:「400万円以上500万円未満」(20%)
3位:「300万円以上400万円未満」(12%)
4位:「600万円以上700万円未満」(11%)
5位:「700万円以上800万円未満」(10%)

「500万円以上600万円未満」が一番多かったですが、次の「400万円以上500万円未満」と1%しか差がありません。約40%の女性が「400万円以上600万円未満」の年収を希望しているということに。でも、現実はどうなのでしょうか……。

婚約中や既婚女性に実際の結婚相手の年収も質問すると、「理想より少なかった」(51%)、「理想と同じ」(35%)、「理想より多かった」(9%)でした。「理想と同じ」だった35%の女性や、ましてや「理想より多かった」9%の女性はうれしい誤算ですね(羨)。

夫の年収が「理想と同じ」や「理想より多かった」人は問題ないですが、「理想より少なかった」場合、これから一緒に生活するに当たって、何か対策をしなければいけませんよね。前述のアンケートで「理想より少なかった」と答えた女性に、どう対処したのかも聞いてみると、

●「相手に望む年収は特になかったが、共働きでなんとか頑張っている」(25歳)
●「400万円以上500万円未満が希望。私がフルタイムの仕事ではなくパートに出ています。贅沢はできませんが、生活は十分できています」(25歳)
●「400万円以上500万円未満が希望。私も働いているし、特に何もしていない」(26歳)
●「400万円以上500万円未満が希望。共働きで十分生活できる。1人暮らしより1人当たりの生活費が減ったので、貯蓄も進んでいる」(29歳)
●「400万円以上500万円未満が希望。私が彼以上に稼いでいるので、なんとか生活が成り立ちそう」(34歳)
●「500万円以上600万円未満が希望。節約する。それはそれでいい勉強になるかと」(28歳)
●「500万円以上600万円未満が希望。学生時代から知っているので、私も働くし、年収はあまり重視していなかった」(28歳)
●「700万円以上800万円未満が希望。これからどうしていこうかふたりで相談中。労働量と収入が見合ってなく、転職も視野に入れています」(26歳)

共働きで頑張るという人や、少なくても生活できるという人が多いよう。今はダブルインカムで家計を支える時代。相手の年収は「1000万円以上を希望」で専業主婦になりたいという女性は少なかったです。

男性は女性に望む年収が「特になし」の人が多数!



男性はどうでしょう。女性と同じように、結婚相手に望む年収を聞いてみました。

1位:「特にない」(34%)
2位:「300万円以上400万円未満」(18%)
3位:「400万円以上500万円未満」(11%)
4位:「500万円以上600万円未満」(10%)
5位:「200万円以上300万円未満」(8%)

トップは34%で「特になし」。女性はランク外だったので、これを選んだ男性は一家の大黒柱という気持ちがあるのですね。あとは、共働きをすれば、普通よりは少し贅沢な暮らしができるかなという「300万円以上400万円未満」、「400万円以上500万円未満」、「500万円以上600万円未満」が多いよう。トップ3の理由も聞いてみると、

<特にない>(34%)
●「収入より重視することがたくさんあるから」(32歳)
●「自分が稼げばよいから気にしない」(36歳)
●「家庭を守ってほしい」(33歳)
●「女性の収入に頼りたくないから」(28歳)
●「お金がなくても幸せになれるから」(24歳)

<300万円以上400万円未満>(18%)
●「世帯年収で1000万円になるから」(31歳)
●「自立している人がいい」(31歳)
●「自分の年収と合わせてこれくらい稼いでもらえると子どもや旅行など選択肢が増えると思うから」(28歳)
●「同じくらいは欲しいから」(26歳)
●「ある程度は自分で稼ぐので、これくらいあれば十分」(24歳)

<400万円以上500万円未満>(11%)
●「ある程度年収のある女性でないと、自分に何かあったときに生活ができない可能性があるため」(35歳)
●「自分と同等の年収は稼いでいてほしい」(31歳)
●「最低このくらいの稼ぎはあった方が、余裕があると思うから」(33歳)
●「自分よりはちょっと少ないくらいがいいから」(30歳)
●「世帯年収1000万円が理想なので」(31歳)

ちなみに、結婚相手に「1200万円以上」の年収を希望する男性には、「自分は何もしたくないから」(24歳)や「逆玉のこしがいい」(25歳)、「働きたくない」(25歳)といったけしからん理由もありました。一方で、一番多かった「特になし」の理由には、「お金が重要ではない」や、「自分が稼げばいい」という内容が多くて安心しました。

結婚すると、今後の生活は資金源であるふたりの年収に関わってきます。女性が男性に希望する年収の方が、男性が女性に希望する年収に比べ少し高いというのも、女性より男性の方が稼いでいてほしいという願いもあるのでしょうか。男性が女性に「1200万円以上」の年収を希望して、働きたくないというのにはビックリしましたが(笑)。夫婦共働きの家庭も増えているので、ふたりで働くというのも一つの選択肢。夫の年収が理想より少なかった人もなんとかやっているようなので、理想と現実が違ってもふたりで相談したり、実際に工夫して生活してみるとそんなに問題ではなさそうですよ。(坂田 圭永)


【データ出典】
・ゼクシィユーザーアンケート「結婚相手に望む年収・結婚祝いうれしかったもの・男友達とうっかり」について
調査期間:2018/3/9〜3/26
有効回答数:188人(女性)


・女性に関するアンケート  2018/3/6〜3/7実施
有効回答数:310人
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)