「すぐに会いに来て」はどっち?

かわいいワガママとただのワガママの違いは?

恋人の破局理由が“彼女のワガママ”という話、たまに聞きますよね。でも、一方では「かわいいワガママなら歓迎」なんていう男性の話もチラホラ。ただのワガママとかわいいワガママ、一体どこが違うの?心理コーディネーターの織田隼人さんを直撃してみました!まず、彼にワガママだと思われてしまう言動から教えてください。

女性にありがちな“理由を言わずにすねる行動”はワガママと彼に思われる!



「例えば、デート中のレストラン選びで男性に『ここにしようか?』と言われたとき、『う〜ん…何となく違う』のような返事をしてしまうこと。男性が選んだものを否定して、それでいて代替案を出さないので、ワガママと思われてしまいます。また、寂しくなったときに『すぐに会いに来て!』なんて言うのも、相手のスケジュールを考えていないので、ワガママな印象を与えます。女性にありがちな“理由を言わずにすねる”のも、男性からしてみればワガママ行動。なぜなら女性は察し合う文化がありますが、男性にはその文化がないので、『言いたいことを言わないで察しろとはワガママだ!』と感じさせてしまうのです」

ん〜、どれもやってしまいそうなことばかり。でも、「すぐに会いに来て!」やちょっとすねて見せる態度なんて、甘え上手にも思えてしまうけど…。一体どういうワガママだと「かわいい」と思ってもらえるの?

『◯◯を買って!』『◯◯が食べたい』など意思表示があるワガママはかわいい!



「レストラン選びのケースでは、『◯◯が食べた〜い!』など意思表示をするといいですね。『◯◯を買って!』、『◯◯が食べたい』のようなワガママは、女性からすると言ってはいけないように感じますが、男性からすればむしろ叶えやすいワガママなので、問題ありません。また、それを実行することで喜ばれることが分かっているので、かわいいワガママになります。『すぐに会いに来て』というワガママも、『会いたいな』など少し言い方を変えると、相手に無理強いをしなくなるので、かわいいワガママに聞こえます。男性も『今すぐは無理だけど週末は会えるからね』など、返事もしやすくなりますしね」

なるほど。男性にとって“無理がない”というのが、ただのワガママとの違いみたい。理由も分からずすねられるより、「◯◯したい」、「◯◯してほしい」と言われる方が、男性的には行動しやすいから、OKなのでしょうね。他にも“かわいいワガママ”のポイントってありますか?

彼に何かお願いを聞いてもらったときは、きちんと喜ぶ癖をつけて!



「“かわいいワガママ”とは、男性が対応できる内容、かつ、それを実行したら女性に喜ばれるワガママのことなので、普段から何かお願いを聞いてもらったときには、きちんと喜ぶ癖をつけておきましょう。そうすれば男性に『ワガママを叶えてあげたら喜ばれるんだ!』という経験が残るので、よりワガママも言いやすくなるし、叶えてもらいやすくもなりますよ。『好きって言って』などの簡単なお願いも、叶えやすいのでオススメです!」

皆さんもぜひお試しあれ♪(清川 睦子/verb)


【取材協力】
織田隼人さん
心理コーディネーターとして活動し、男女の心理の違いを広める。著書に『愛でセックスを買う男・セックスで愛を買う女』、『モテる経営戦略』などがある。
織田隼人さん公式ブログ http://oda999.tea-nifty.com/blog/