異性にキュンとしたエピソード&キュンの瞬間ランキングを大発表

あなたは最近誰かにキュンとしましたか?そもそも、「キュンとする」とはどんな感情なのでしょうか。この記事では、アンケートを基にした「異性にキュンとした瞬間」を男女別のランキング形式でご紹介!共感できるエピソードや、意外なエピソードもあるかもしれません。たくさんの男女の出会いを見てきた、日本合コン協会会長の田中絵音さんに伺った男性心理・女性心理も併せて解説します。

「キュンとした」とはどういう意味?



「キュンとした」とはどういう意味?

「キュンとした」とは、胸が高鳴ってドキドキする感情を表現する言葉です。胸が締め付けられるようにときめく感情を指すこともあります。

好きな人や恋人、推しの芸能人やキャラクターがかわいかったり、かっこよかったりした時、はたまた動物や子どもの愛らしい言動を見た時、雑貨などのモノが好みだった時まで幅広く使える言葉です。

最近キュンとした相手は誰?


キュンとした経験のある男女258人を対象にしたアンケート結果を基に、「最近キュンとした相手別のエピソード」をご紹介します。

【女性編】最近キュンとした相手は?


【女性編】最近キュンとした相手は?

1位 恋人・パートナー(36.5%)
●ただいまと声をかけたところ、満面の笑みでおかえりと出迎えてくれてドキッとした(33歳)

●夫は普段から優しいけど、いつにも増して女の子扱いしてくれる時にキュンとします(28歳)

●夫が私の大好きなケーキを買ってきて嬉しそうに渡してきた時にキュンとした(27歳)

2位 有名人(20.1%)
●好きなアイドルの普段の姿とパフォーマンスのギャップにキュンとした(35歳)

●スポーツ競技で、オリンピック出場が決定したチームが抱き合って泣いて喜ぶ姿にキュンとした(33歳)

3位 ドラマ・漫画などのキャラクター(16.5%)
●ドラマのヒーローが主人公を抱き締めるシーンを見てドキドキした(39歳)

●アニメのキャラクターの作画がキレイで、生き生きと動いているのを見た時(34歳)

4位 職場の上司(5.6%)
●仕事でミスをしないか心配な時、上司が「何かあったら俺がすべて責任を取るから大丈夫だよ」と笑顔で言ってくれた(37歳)

●自分の頑張りを他の人とは違う視点で誉めてくれた(36歳)

5位 友達(5.2%)
●学生時代、ボールが飛んできた時に守ってくれたことにキュンとしました(25歳)

●今の恋人が友達だった時、学校行事の何かのタイミングで頭をポンポンされてドキッとした(26歳)

6位 同僚(3.6%)
●重たい荷物を運んでいる時に、同僚がさっと寄ってきて代わりに運んでくれてキュンとした(28歳)

●新人研修で同期が笑顔で話しかけてくれた時(28歳)

7位 同級生・同窓生(3.2%)
●大学の授業のグループワークで席の後ろに座った男の子が「いい香りする」と言ってくれた時(20歳)

●寒い日に手を擦り合わせていたら、同級生が持っていたカイロをくれて手が触れた時(30歳)

7位 店員さん(3.2%)
●自分の推しに似ている店員さん。商品に詳しく、担当外でも調べてくれるなど頑張る姿が素敵(37歳)

●かっこいい店員さんと目が合った時にドキッとしました(31歳)

【男性編】最近キュンとした相手は?


【男性編】最近キュンとした相手は?

1位 恋人・パートナー(33.1%)
●冬のデート中に彼女に手を握られてドキッとしました(28歳)

●仕事帰りに迎えに来て、自分を見つけた時に嬉しそうに笑ったのを見てキュンとしました(38歳)

2位 友達(13.0%)
●女友達と一緒にお化け屋敷に行った時、怖いと言って自分の手にしがみついてきたのでドキッとした(34歳)

●普段クールな印象の友達が、花火大会に行ったら結構はしゃいでいてかわいかった(38歳)

3位 同級生・同窓生(10.5%)
●同じ大学のゼミの子の笑顔にドキッとしました(34歳)

●中学卒業以降、久しぶりに再会した子が、ものすごくスタイル抜群になっていて見とれてしまった(35歳)

4位 店員さん(10.0%)
●店員さんの笑顔がとても素敵でときめきました(23歳)

●カフェの店員さんがとても愛嬌(あいきょう)がよくて魅力的でした(37歳)

5位 同僚(8.8%)
●仕事でミスをした時に優しくしてくれた(27歳)

●飲み会の時に、仕事とは違った姿を見てドキッとした(27歳)

6位 有名人(7.5%)
●一見そうは見えない芸能人が、本当は真面目でシャイだと暴露された時の姿がかわいかった(38歳)

●好きなアイドルの笑顔を見た時(20歳)

7位 ドラマ・漫画などのキャラクター(7.1%)
●自分と性格が重なる部分があるキャラクターにキュンとした(27歳)

8位 職場の後輩(4.1%)
●職場の後輩が天然な発言をして、照れて笑っていた時(27歳)

●職場の後輩の相談にのっている時に弱音を聞いて、助けてあげたいと思った(37歳)


女性が男性にキュンとする瞬間ランキング



女性が男性にキュンとする瞬間ランキング

ここでは、アンケートで集まった実体験を基に、女性が男性にキュンとした瞬間と具体的なエピソードをご紹介します。それぞれのキュンとする心理もひもときます。

1位 優しくされた時(44.2%)


●一緒にいると車道側を歩いてくれる(28歳)

●重い荷物を軽々と持ってくれた時にドキッとした(32歳)

●肌寒い日にカーディガンや上着をかけてくれる(37歳)

一緒にいる時に、きちんと自分を見てくれていることがわかると嬉しいもの。

「歩道の内側を歩かせてくれる」「重い荷物を持ってくれる」「寒くないか気遣ってくれる」は、特にコメントが多かった回答です。大切に扱ってもらえているという特別感に繋がってキュンとします。

2位 笑顔を見た時(41.4%)


●たまに見せる笑顔が素敵だった時(36歳)

●豪快に笑うところを見た時(35歳)

回答では、意外性のある笑顔へのコメントが多数ありました。真面目な表情から急に笑顔になる瞬間や、落ち着いた雰囲気の男性が時折見せる笑顔は威力が大きいといえそうです。

2位 頼りになる時 (41.4%)


●自分の苦手なパソコンを使いこなしているのを見た時(33歳)

●相談しづらい話を相談した時、親身になって寄り添ってくれた時(37歳)

自分が苦手なことをやすやすとできる人や頼りがいがある人に対しては、尊敬や信頼、安心感を覚えます。仕事であれプライベートであれ、自分が困っている時にさっと解決してくれる相手は頼もしく、かっこよく見えます。

3位 スキンシップがあった時(39.4%)


●頭をポンポンしてくれた時(23歳)

●付き合って初めて手を繋いだ時にドキドキした(21歳)

●階段を下りる際に手を差し伸べてくれた時(36歳)

●腰に手を添えてドアを開けてくれた(37歳)

多くの女性が「キュンとした」と答えたスキンシップは、頭をなでられることや手を繋ぐこと。会話とはステージが違うドキドキが生まれます。また、手を差し伸べられるなどの、ドラマのようなシチュエーションもときめきます。

4位 ギャップを感じた時(34.5%)


●冷たそうな人が優しいことを言ったのを聞いてドキっとしました(39歳)

●普段怖そうなのに笑顔がかわいかった(36歳)

●いつも穏やかな彼氏が仕事ではテキパキしている姿を見るとキュンとする(30歳)

ギャップのある人を魅力的に感じるのは、相手がたまにしか見せない部分や自分だけが見ることができる姿に特別感があるからです。相手が見せた意外な一面が好印象な場合、恋愛対象として好きになったり、恋人に対してはさらに愛情が深まったりすることもあります。

5位 素直な感情表現を見た時(31.3%)


●しっかりものの彼が素直に甘えてきた時、キュンとしました(24歳)

素直な感情表現をされると、相手に心を許されているという実感が湧いてきます。

例えば、普段はかっこよくて頼れる相手なのに、少年のような子どもっぽい姿を見せられたりすると「支えたい」「尽くしたい」という思いからキュンとするのでしょう。


男性が女性にキュンとする瞬間ランキング



男性が女性にキュンとする瞬間ランキング

続いて、男性が女性にキュンとした実体験も見ていきましょう。

1位 笑顔を見た時(47.7%)


●笑顔であいさつされてキュンとした(22歳)

●険しい顔から笑顔になった時(37歳)

●つらいことがあっても笑顔でいる姿が素敵だった(32歳)

2位以下に差をつけて1位になったのは「笑顔を見た時」。笑顔だと自分に心を開いているように感じるため、いっそう親しみやすさがアップします。

合コンや婚活パーティなどの初対面の人が集まる場でも笑顔の女性は、優しそう、明るそうといった好印象を与えます。第一印象でも長い付き合いでも、笑顔は相手の心を動かすきっかけになります。

2位 優しくされた時(30.5%)


●落ち込んでいる時に優しくされた(26歳)

●元気がないことに気付いてくれた時(29歳)

男性が女性の優しさにキュンとしたエピソードでは、自分の気分が沈んでいる時に、相手が気にかけてくれたとのコメントが目立ちました。励ましてくれる、支えてくれる存在はそれだけで元気をくれます。

また、「学生時代に席替えで隣になった子が話しかけてくれた」などの、自分への積極的なコンタクトにときめいたというコメントも多くありました。

2位 スキンシップがあった時(30.5%)


●さりげないボディタッチ(24歳)

●飲み会の席でスキンシップをされた時(38歳)

男性にとっても、体が触れ合うスキンシップは会話よりもさらにドキッとするもの。肩が触れたりするささいなボディタッチでも、もしかして自分に脈があるのかも?と感じると異性として意識することもあります。

また、スキンシップがあったことで、それまで恋愛対象ではなかった女性が気になる存在に変わることもあるようです。

3位 ギャップを感じた時(26.8%)


●眼鏡を外した時(36歳)

●普段はかわいいのに集中している時の顔はかっこいい(25歳)

●季節が変わり長袖から半袖になったり、髪の結び方や巻き方を変えたり何か変化があるとドキッとする(32歳)

ギャップにキュンとするのは男女共通。普段は特別に意識していない相手の新しい魅力を見つけた時にキュンとすることが多いようです。

また、クールな女性が、リボンやレースの付いたかわいらしいハンカチやポーチを持っていたりするだけでも、そのギャップに異性として意識することもあるようです。

4位 素直な感情表現を見た時(26.8%)


●普段はサバサバしているが、急に甘えられてキュンとした(27歳)

●泣き言を言ってくれた時の砕けた話し方にドキドキした(30歳)

●一緒に出かける日に、楽しみであまり眠れなかったと言われた時(28歳)

素直な感情表現では相手の素の部分が見えて、ふたりの関係性がぐっと縮まります。いつもは建前に隠されている涙や本音などの率直な部分が、自分にだけ向けられると好感度がアップするのは男女共通です。

5位 目が合った時(19.7%)


●振り向きざまに目が合った時(34歳)

●気になっている人と目が合ってドキッとしました(31歳)

目が合うと、自分に対する好意を感じるきっかけや、相手に話しかけるきっかけになります。

単純なようですが、その効果は絶大。婚活の場など初対面では、まずは目が合った女性に男性から話しかけるパターンも少なくありません。


まだまだある!胸キュンエピソード



ランキング項目には当てはまりませんが、人が「キュン」とする状況はさまざま。ここでは、アンケートで寄せられた、さまざまな「キュン」の瞬間をご紹介します。

女性編


女性編

●今まで名前を呼んでくれなかったのに名前で呼ばれた時にキュンとしました(31歳)

●あまり話したことのない人が過去に話したささいな好みを覚えてくれていた(33歳)

●同僚が私の好きな飲み物を覚えていてくれて、仕事終わりにその飲み物をくれた時にキュンとしました(33歳)

このように急な名前呼びや、過去の会話を覚えていてくれるなど、会話から心の距離がぐっと縮まったと感じる瞬間に、キュンとした女性が多数いました。

●普段は着ないスーツを着用した時に、ピシッとしていてドキッとした(29歳)

●仕事の制服姿を見た時(34歳)

●夫が髪を切った時(28歳)

長い付き合いの恋人や、結婚後の夫婦にとっては、安心感が増す代わりに恋愛初期のときめきが薄れることも少なくありません。しかし、日常で見慣れていても、ファッションなどで相手のきりっとした姿が刺激になって、当初のときめきを思い出しキュンとすることもあります。

男性編

男性編

●笑顔でお礼を言われた時に、キュンとしました(33歳)

●頼られてお礼を言われた時(27歳)

言われて悪い気はしないのが「ありがとう!」などのお礼の言葉。自分のしたことを認めてくれるこの言葉に、キュンとするというコメントが寄せられました。

人からの感謝は励みになりますし、気になる女性からであればなおのこと、そのリアクションが大きいほどやってよかった、またやってあげたいなと、嬉しくなるものです。

●同級生が髪をかき上げるしぐさにキュンとしました(30歳)

●髪がキレイ(31歳)

●ポニーテールがかわいかった(23歳)

●いつもと違う髪型とメイクで声をかけられた時。こんなに色っぽかったっけ?とドキッとしました(20歳)

男性のキュンエピソードでは、女性の髪に対する視点が多く見られました。髪が短い男性にとっては、自分にはない部分に女性らしさを感じてキュンとすることがあるようです。

髪が占める面積は大きく、顔の表情や体の動きにも重なるため、自然と目に付きやすいのもあるのかもしれません。

●ご飯をおいしそうに食べる姿を見てキュンとした(33歳)

おいしそうに食事をしている姿は、見ている方も気持ちよく感じます。好きな相手なら特にかわいらしく見えることでしょう。


キュンとすると日常が楽しくなる!



キュンとすると日常が楽しくなる!

田中さんによれば、「優しい人だな」「いい人だな」と好感を持っている相手に、意外なギャップや、強引さやかわいらしさなどの思いがけない魅力を見いだした時に相手を強く意識するきっかけになるといいます。

仮に恋愛に発展しなくても、相手の素敵な部分を見つけたときめきは、喜びや幸せな気持ちを運んできてくれます。キュンとする瞬間は不意に訪れるもの。恋をしたいと思っている人は周りに目を向けてみると、身近なところに出会いのきっかけがあるかもしれません。


取材・文/みつり


【監修】
田中絵音(たなか えのん)さん
一般社団法人日本合コン協会会長。東京ママパーティ主宰。きき酒師。
数々の婚活パーティやママイベントの運営に携わり、恋愛心理やコミュニケーション学に精通する。また1児の母でもある。著書に『こじらせ男子の取扱説明書(トリセツ)』(双葉社)など。
日本合コン協会:https://gokon-jpn.org/
X(旧Twitter):https://twitter.com/enon0820
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【データ出典】
・ご自身に関するアンケート
調査期間:2023/10/12〜2023/10/13
有効回答数:258人(男性129人、女性129人)
(インターネットによる20〜30代男女向けアンケート調査 調査機関:マクロミル)