街コンって出会いの場になる!?

出会いはある?話題の“街コン”に潜入!

最近話題の“街コン”。2人以上での参加が基本ではあるものの、友達同士で気軽に参加できるし、参加費のみでその街のおいしいお店の料理を堪能でき、お得に巡れるという魅力もあって、参加者が増加している様子。しかし、「本当に出会いの場になるの?」という疑問をお持ちの方も多いはず。そこで、あわよくばステキな出会いを!…という私情をにじませながら、街コンに潜入してきました!

今回参加した街コンは下町・浅草で、制限時間は3時間。スタート時間の15時に、集合場所として指定されたダーツバーへ向かうと、早くも店内からは楽しげな笑い声が!受付を済ませ会場案内をもらうと、街コンスタッフが男性の座るテーブルに案内してくれました。見渡してみると意外にも、男女ともに年齢層は幅広く、20代前半から30代後半までさまざま。

案内されたテーブルにいた男性は、34歳・金融業のA氏と31歳・営業職のB氏。A氏に「どうして参加しようと思ったんですか?」と聞いてみると、「いやコイツに誘われて…」と顔を赤くして、隣にいるB氏に向かって指をさしていました。どちらも街コンは初参加のようで、浅草の街コンにした理由は「青山とか銀座よりも、気さくな女性が多そうだったから」とのこと。街コン初心者には、下町は最適なのかも?

45分程度過ごし、全員で乾杯後、自由に提携店を巡ることができるフリータイムに突入。退席のタイミングが難しそう…と不安になったものの、一緒に参加した友達が「私、ここの焼肉食べたーい!」と言ってくれたことですんなり移動に成功。とにかくたくさんの異性と知り合うのが目的なので、その辺の気遣いは無用みたい。

次の店に到着すると店外に行列が…。しかし行列の中でも「私、街コン初めてなんですぅ」といった会話が始まっていて、待ち時間も無駄にしない皆さんの積極性に思わず感心してしまいました。ちなみに、全てのお店の入り口でスタッフが男女のバランスを見ながらテーブルに誘導してくれるので、自分から積極的にアプローチできない人でも安心です。

そして終了間際に入った5軒目のお店で、偶然にも最初のお店で同席した男性2人と再会!お互いに成果報告をしつつ、感想を聞いてみると「やっぱり最初に『いいな』と思った子は一番先に話しかけないと!自分がいいなと思った子は他の男もいいと思っているわけだから。スタッフに任せておくよりも、自分からつかんでいかないとね」とA氏。そしてB氏は「街コンに来ているのに、『暇つぶしで来ました』みたいな態度はよくないね。話しかけてもらって話題を提供してもらって当然という感じだと、なえる」と、初街コンで学んだことも多かった模様。

ちなみに、今回の街コンで私なりに感じた「街コンの極意」は以下の通り。

1.良さげな男性が見つからなければ、できるだけ多くの異性と会うためにも「このお店行きたい!」で上手に退席せよ!
2.気に入った異性がいたら、最初から話しかける!(スタッフに頼むなどの仕込みも可)
3.「出会いを求めている」という同じ立場の者同士、たとえ相手がタイプでなくても、お互い気持ちよく過ごせるよう笑顔を忘れずに!

街コンとは、完全ガチの真剣勝負!恋人が欲しいというよりも、結婚相手を探しに来ている人が多かったので、「婚活するなら街コンなのかも?」と思った一日でした。それぞれの街コンによって、参加費や参加店舗数、細かなルールに違いがあるので、街コンサイトなどでチェックし、比較検討して選ぶのがオススメです。ちなみに友達は、今回知り合った男性3人ほどと、連絡を取り合っているようです(焦)。(鮓谷 裕美子/verb)


【取材協力】
株式会社ハイトン・インダストリー
イベント・セミナー・個別相談による、女性の「幸福応援カンパニー」。街コンだけではなく、恋愛力UPのためのスキルを学べる“マリアージュコーディネーター養成講座”、“マリアージュコミュニケーター養成講座”を開催。