恋愛スイッチ、オンになってる?

完全オフな恋愛スイッチをオンにする方法

世間は“婚活”ムードで盛り上がっているけど、なぜか私の周りには、一人でいることが楽なのか、恋愛が面倒になって恋愛スイッチをオフにしている人がたくさんいる気が…(涙)。かなり社会の流れに逆らっているように感じるけど、これって大丈夫なの?

ということで、20〜30代の女性に「恋愛したいと思わなくなってしまったことがありますか?」と、アンケートで聞いてみました。すると、59%の人が「ある」と回答。しかも「ある」と回答した人のうち、「恋愛したいと思わなくなったことに危機感を覚えた」という人はわずか35%という結果に。大半の人が危機感を覚えていないこの結果、ヤバいですよね?なんで恋愛したくなくなっちゃうの?恋愛や結婚についてコンサルタントを行う木村隆志さん、教えてください!

「主な原因は、本当に恋愛したくないのではなく、身近にある楽しいことだけに目がいって、『今だけを見ているから』という理由が挙げられます。また、『外見や条件など表面的なことでしか男性を見ていない』や、『いい男がいないという思い込み』、『不安や傷つくことを恐れていて自信のなさをごまかしている』など、プライドの高さが原因の場合もあります」

お〜かなり厳しいお言葉。でも、核心をつかれたような気がしてドキッとしてしまいます。では、オフ状態の恋愛スイッチをオンにするには、どうしたらいいの?

「対策としては、まず“毎日、自分と向き合う時間を意図的につくる”こと。朝や寝る前、通勤時など1日1回でいいので、テレビや携帯を消して自問自答しましょう。例えば、今は恋愛したいと思ってないけど、この先も変わらないのか?恋愛しない原因を『いい男がいない』、『仕事が忙しい』など、環境のせいにしていないか?など、しっかり考えてみてください。次に“無理やりにでも時間の使い方を変える”こと。恋愛したいと思わないのは、現状の生活スタイルによるところが大きいです。例えば、女子会の回数や読書、ネットサーフィンなど一人で行う趣味の時間を減らして、初対面の男性と話す機会を増やしたり、新たな趣味を始めるなどを行うと、おのずとメンタルも変わってきますよ」

考え方や生活を一新することが大切なんですね。

また、木村さんいわく、「いきなり恋愛や婚活をしようと意気込んでも、短期間で切り替えるのは至難の業。まずは、新たなや友人や趣味をつくるところから始めましょう。ハードルを下げてリスタートできれば、男性との会話が久々でもコミュニケーションが取りやすくなるし、恋愛に対する姿勢も少しずつ変わっていきますよ」とのこと。なるほど、新しい友達をつくることなら、誰でも気負わずにできそう。恋愛したいと思わなくなってしまった皆さん!未来の幸せに向かって、まず新たなコミュニティづくりからスタートですよ。(坂田 圭永)


【取材協力】
木村隆志さん
恋愛・結婚・人間関係を中心としたコンサルタント。コラムニスト。タレントインタビュアー。具体論、実践論にこだわったコーチングや会話トレーニングなど、独自のスタイルを確立し、対面相談者のみで5000組を超える。テレビ、新聞、雑誌などのメディアでも活躍し、主な著書に『友活はじめませんか? 30代からの友人作り』(遊タイム出版)などがある。
木村隆志さん公式サイト「恋愛コンサル.net」


【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「おひとり様や恋愛にについて」
調査期間/2012/5/30〜6/11
有効回答数/201人(女性)