返事まだかなぁ…

メールでの告白に返事ナシ!どうしたらいい?

好きな人に告白する時の手段として、よく使われるようになったのが「メール」。相手の顔を見ずに告白できるので緊張も抑えられるし、送信するまでに何度でも書き直せるから、自分の気持ちを整理して伝えることができます。そう考えると、相手をわざわざ呼び出して直接言ったり、電話をかけて告白するより効率的かも…という気がしますが、ネックとなるのが「相手からの返信を待たなければならない」ということ。すぐに返信が来るならまだしも、待てど暮らせど返信がなかったりすると、「迷惑だったのかな?」とか勝手に悪い方に考えて、パニックになってしまいそうですよね。こんな時、どう対応するのがいいんでしょう?

そこで皆さんの経験談を探るべく、まずは20〜30代の女性に「好きな人にメールで告白したことはありますか?」と質問したところ、「ある」と答えたのは22%。「メールでの告白経験アリ」の皆さんに、今度は「メールで告白した後、相手からなかなか返事がもらえず、モヤモヤしたことはありますか?」と聞いてみたところ、32%の人から「ある」との回答が。ちなみに、「メールで告白してからどのくらいで、モヤモヤした気持ちを感じ始めましたか?」とも質問。すると、75%の人が「その日中」と答える結果に。普通のメールなら、1日くらい返信がなくても気にならないけど、“告白の返事”となれば話は別。1時間でも2時間でも、遅くなればなるほどモヤモヤしてしまう女性が多いようです。

では、モヤモヤした女性たちはどうやって対応したのでしょう?こちらも聞いてみたところ、TOP3はこんな結果になりました!

1位:あえて彼と連絡はとらず、ひたすら返事を待った
2位:特に何もせず、告白前と同じようにふるまった
3位:電話をして返事について聞いた

1位は「あえて彼と連絡はとらず、ひたすら返事を待った」という対応。「追い詰めるようなことはしたくなかったから」(29歳)、「考える時間を与えるため」(23歳)など、相手を思いやって“ひたすら待つ”ことを選ぶ人が多いみたい。2位の「特に何もせず、告白前と同じようにふるまった」は、「相手に気を遣わせないように普段と変わらずに接した」(26歳)、「変なプレッシャーを与えたくなかったので。ただ、ある程度、時間が経ったら直球で聞くつもりでいた」(29歳)など、1位と同様に気を遣わせまいと相手を思いやった意見が。3位の「電話をして返事について聞いた」には、「返事よりも先に、まずメールを読んでくれたかどうかが気になった」という意見が多く、「『メール見てくれたぁ?』と聞いてみた」(27歳)、「真っ先に『読んでくれた?』と確認した」(24歳)などの経験談が集まりました。

では、このような対応をした結果、相手から返事をもらえたのか…というと、100%の人が「もらえた」と回答!しかし、そのうち46%の人は、残念ながらその恋は実らなかったようです…。やっぱり、返事が遅いということは、それだけフラれる可能性も高くなる…ということなんでしょうか!?そもそも告白されたのになかなか返事を伝えない時って、男性は何を考えているの!?心理コーディネーターの織田隼人さん、教えて!

「告白の返事をなかなかしない時というのは、相手の男性は何かしら悩んでいる状態にあると考えられます。もちろん、『どう断ったらいいのか悩んでいる』というケースもありますが、『付き合おうかどうかを悩んでいる』という場合もあるんですよ。“付き合っていけるかどうか”の判断素材となる情報が足りないため、すぐに結論が出せず、返事ができない。言い換えれば、相手の男性が結論を出すために必要な情報を、女性側が与え切れていない…ということにもなります」

つまり、「告白されて嫌な気はしないものの、まだ相手のことをよく知らないので、付き合っていいかどうか迷っている」といったケースもある…ということ?その場合、男性側もじっくり考えたいわけだから、すぐに返事をもらうのは難しそう。とはいえ、いつまでも返事を引っ張られるのは正直困るし…一体どうしたらいいんですか!?

「数日経っても返事がもらえない場合は、『告白の件は置いといて、まずはデートしてみない?』と誘ってみるのが良いと思います。それで断られたら、完全に脈がないということなので、潔く諦めましょう。逆にOKだった場合は、“付き合うかどうかを検討中”である可能性が高いので、大いに脈アリ。あまり急がず、デートを2〜3回重ねて“付き合っていけるかどうか”の情報を充分に与えた後、改めて告白の返事を聞くのが良いと思いますよ」

ちなみに“返事を待たずに催促したり、再度告白する”という行動は、返事を急かしているようでマイナスな印象を与えてしまうため、成就する確率がぐっと減ってしまうとのこと。どんな時も、“恋に焦りは禁物”なんですね。たとえ告白の返事がなかなか来なくても、恋をじっくり実らせるスタンスでいれば、もしかしたら思いが通じるかもしれませんよ♪(玉乃 雫/verb)

【取材協力】
織田隼人さん
心理コーディネーターとして活動。男女の心理の違いを広める。著書に『愛でセックスを買う男・セックスで愛を買う女』、『「彼氏いない歴」が言えない貴女へ』などがある。
織田隼人さん公式ブログ http://oda999.tea-nifty.com/blog/

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「“長い春”後の“スピード婚”やメールでの告白について」
調査期間/2011/7/14〜7/19
有効回答数/114人(女性)