どちらにも傾かないのが一番ですね!

“仕事と私”どっちが大事か聞いたことある?

仕事ばかりで彼女のことを全然構ってあげていない彼。そんな彼氏へのイライラが限界に達して、彼女の口から出た言葉が「仕事と私、どっちが大事なの!?」―こんな場面、テレビ番組のワンシーンでよく見かけますよね。でも、実際にそんなやり取りをしているカップル、ホントにいるのでしょうか? 私のまわりには「私も彼に聞いたことある〜」という女性はいないけれど、もしいるならぜひその経験談を聞いてみたい!

ということで、20〜30代の女性に「夫や彼氏に『仕事と私、どっちが大事なの?』と聞いたことはありますか?」と質問。すると、「ある」と答えたのはわずか8%!やはり経験アリは少数派みたい。では、そんな少数派の経験アリの皆さん!一体どんなシチュエーションで聞いてしまったのか、貴重な経験談を聞かせて!

●「デート中、彼に『明日仕事だから早く帰りたい』と言われて。私だって明日は仕事だし、せっかくふたりで会ってる時になんでそんなこと言うの?と、イラッとした」(29歳)
●「待ち合わせの時間に何時間も遅れて来て、『仕事で連絡できなかった』と言われた時に、つい…」(26歳)
●「結婚式の準備について相談したいのに、仕事の付き合いで夫の帰宅が遅い日が続き、つい怒って言ってしまった」(28歳)

と、やはり皆さん、ちょっとご立腹の様子…。確かにどの状況も、思わず「どっちが大事なの!?」と言いたくなってしまう気持ち、分かります!でも、女ゴコロとしては、本当はどっちが大事なのか知りたいわけではなく、「もっと私のことも考えてほしい」と伝えたいだけなんですよね〜(しみじみ)…と、ここで気になるのは、選択を迫られた時の彼の反応。果たして彼の方は何と答えたの!?

●「『君がいなければ、仕事をする意味がない』って言われました。うれしかった」(28歳)
●「『君も大事だけど、君を守るためには働いてお金稼がなきゃダメでしょ』って…。確かにその通りだと思った(笑)」(26歳)
●「『仕事が大事』と言われ、ガッカリ…。ウソでも私を選んでほしかった。でも、その後『将来、お前と一緒になりたいから、稼げるようになりたいんだ』と言ってくれたので、納得できました」(30歳)

男性陣の皆さん、ナイスフォロー!(笑)こんな気の利いた言葉を返してくれたら、思わず許してしまいそうです!…が、そんな男性ばかりではないのも事実。なかには「『なんでそういうこと言うの』と怒られ、曖昧にされた」(29歳)なんてケースも!気の利いた返答を期待して聞いてしまうと、奈落の底に突き落とされるほどガッカリすることにもなりかねないので、気をつけましょう。

では逆に、彼の方から「仕事と俺、どっちが大事なんだよ!?」と聞かれたことのある女性っているのでしょうか!?まさか、そんな女々しい発言をする男性がいるとは思いたくないけど、興味本位でさっそくアンケート!すると、11%の女性が「聞かれたことがある」と回答。なんと彼に「『仕事と私、どっちが大事なの?』と聞いたことがある」の回答率8%よりも高い結果に!う〜ん、わずかとはいえ、むしろ男性に聞かれたことのある女性の方が多いなんて、女々しい男性が増えたということなのでしょうか…(苦笑)。ちなみに、聞かれた皆さんは、なんて答えたの??

●「『あなたの方が大事よ』と答えつつ、『あぁ、なんて情けない男なんだろう…』と思ってしまい、ふたりの関係に終わりを感じた」(26歳)
●「『あなたに決まってるでしょ』と、答えたものの、そう答えたのはそう言わないと事態の収拾がつかないから。そう言ってもらいたくて聞いてくるんだから、そう言った方が早い」(25歳)
●「『仕事の方が大事』と答えました。だって、仕事をしないと生活できないし、腰かけ気分で仕事をしているわけじゃないんだから、当然!」(22歳)

男性の返答に比べると、現実的でドライな答え方をする女性が多い様子。さらに内心では、聞いてきた男性にガッカリしているというオマケ付き(笑)。まぁ確かに、男性にこんなことを聞かれたら、「女々しい!」と感じて、呆れてしまうかもしれませんね。

でも、“イヤな思いをする”のは、聞かれた側だけでなく、聞いた側もきっと同じ。「仕事だけでなく、もっと私のことも考えてほしい」という気持ちになったら、「かまってくれなくて寂しいなぁ」と、かわいく素直に気持ちを伝えてみて。彼も意外に素直に「ごめんな、気をつけるよ」と言ってくれるかもしれませんよ♪(玉乃 雫/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「女性のヘアメイクやデート代について」
調査期間/2010/9/30〜10/4
有効回答数/209人(女性)