“家出”の前には置手紙…!?

彼にイラッとして家出!経験アリ?

キッチンのテーブルに1枚の置手紙。そこには「実家に帰らせていただきます!」の文字が…なんて、ドラマではお決まりのシチュエーション。ここまでベタなことはしなくても、彼や夫の言動にイラッとして家出したくなったことも、一度や二度はあるのでは?そこで今回は、現在彼といっしょに住んでいる女性たちの家出経験について調査してみました!

20〜30代の女性を対象に「彼とケンカをして、家出したことはありますか?」と聞いてみたところ、「ある」と答えた人は12%とちょっと少なめ。どうやらケンカしても、グッとこらえて家出まではしないという人が多いようですね。では、経験者の皆さんの家出の原因って?

●「深刻な話をしている途中なのに夫が寝た…」(27歳)
●「ケンカではなく、ただ一緒にいたくなくてよくフラっと家出した」(29歳)
●「夫が引っ越しの荷ほどきをせずにゲームばっかりしてたので激怒して」(33歳)

なかには「原因が思い出せないくらい些細なことでケンカして」(32歳)などという意見も。直接の原因は小さなことでも、日頃から溜まっていたものが一気に爆発して、思わず家を飛び出してしまったなんてことも多いみたい。そこで素朴な疑問なのですが、皆さん、家を出てどこに行くの?

1位:自分の実家
2位:ネットカフェやマンガ喫茶
2位:シティホテル
4位:彼の実家
5位:兄弟・姉妹の家

1位は「自分の実家」と、今も昔も家出して行く場所の定番は変わらない様子。確かに、親にグチを聞いてもらうだけでスッキリするということもあるかも。「ネットカフェやマンガ喫茶」は、しばらくひとりになって冷静になるのにいい場所ということのよう。同じくひとりになれる場所として「車で近くをグルグルと回る」「公園」「カラオケ」などという意見もありました。さらには、思い切って「彼の実家」へ!なんて人も。彼のお母さんと仲がよければ、アリかもしれませんね。ちなみに、その時の家出期間を聞いてみたところ・・・

1位:その日のうちに家に帰った
2位:翌日まで
2位:2日間
4位:1週間以上
4位:彼が迎えに来るまで

という結果に。多くの人が2日以内で家に帰るプチ家出のようですね。また、ほとんどの場合、彼や夫に「迎えに来てもらった」「謝りの電話やメールをもらった」などのきっかけで家に戻っているとのこと。どうやら家出をきっかけに、彼や夫に少しは反省してもらうことができたという人も多いようです。家出経験者のうち、48%の人から「ちょっと反省したみたい」「家事を手伝うなど優しくなった」など、「家出して彼や夫に変化があった」という意見が聞かれました。

家出をすればいいというわけではありませんが、お互いちょっと離れて頭を冷やすには“プチ家出”はいい機会になることもあるようです。今度、彼や夫とケンカをした時は少しだけ家を出て、お互い考える時間を作るというのもひとつの手かもしれませんね。(石橋 夏江/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ストーカーや家出について」
調査期間/2010/7/22〜7/26
有効回答数/163人(男女)