彼に「結婚しよう」と言わせるには?

どう感じた?彼女の「結婚したい」アピール!

最近、仲のいい友人が結婚を決めました。5年にわたる長いお付き合いだったので、どういうキッカケで結婚に至ったのか興味津々でヒアリング(笑)。すると、「あまりに彼が煮え切らないから、『結婚する気がないなら別れるから!』と宣言したのよ」との答え。すごい勇気!

でも…強気に出た結果、「え、そんなふうに言われるんだったら、面倒くさいから別れようかな」なんて思われる可能性もなくはないですよね?随分思い切ったことしたなあ…と感心しました。

このように、彼女の方から結婚をにおわすケースって、多いものなのでしょうか?20〜30代の男性に質問してみたところ、17%の人が「ある」と回答しました。どんな“結婚したいアピール”だった?

女性から“結婚したいアピール”あった?…ある(17%)



●「一緒に家具を見に行って、ふたりで使うことを前提に話をされた」(27歳)
●「今の職場に居られるのがあと2年くらいだから、その人たちに結婚の報告をしたいと言われた」(25歳)
●「有名ホテルでご飯を食べたとき、結婚式はこういうホテルで挙げたいなと言われた」(29歳)
●「結婚雑誌を買っているのを見つけたとき。わざと見えるところにそれが置かれていた」(38歳)
●「子どもが欲しい欲しいと繰り返し言われた」(33歳)

なるほど〜。結構古典的なアピールが多いですね(笑)。

で、気になるのはその後!「彼女から結婚をにおわされて、どんな気持ちになりましたか?」と聞いたところ、1位は「彼女が自分との結婚を真剣に考えてくれていることを、素直に嬉しく思った」、2位は「そろそろ真剣に考えてあげなくちゃ、と思った」と前向きな回答が続いたのですが、3位にはなんと「まだ結婚を考えていなかったので、この先どうしよう…と焦った」との回答が!「まだ結婚を考えていなかったので、ちょっと引いてしまった」という回答も5位にランクインしていました。

大好きな彼と結婚したいからアピールしたのに、それが逆効果になっちゃったらこんなに悲しいことはありません(涙)。男性心理に詳しいマリッジカウンセラーの久野浩司さん、なぜ引いてしまう男性がいるのでしょう?

男性は女性が思う以上に、結婚に責任を感じてる!



「多くの男性は女性が思う以上に、結婚に対して責任を感じています。社会的・金銭的に見て、『結婚しても大丈夫だ!』と自分自身でOKが出せていないと、結婚することに不安を覚え、ちゅうちょしてしまうものなのです。だからこそ、男性が結婚をすんなり決断できるよう、女性側からうまく導いてあげることが大切です」

うまく導く…ですか(悩)。どのようにすればいいのか、具体的に教えてください〜!

彼の将来の夢や人生観を聞いて、応援してあげると有効!?



「彼が未来をイメージできるような質問を投げかけてみるのが有効です。例えば、『◯◯君の将来の夢って何?』、『将来はどんな仕事をやってみたい?』、『どんな人生を送りたいと思っている?』など。そして、彼の回答を嬉しそうに聞き、心からその夢やビジョンを応援してあげましょう。彼の人生観やビジョンに共感・共鳴し、応援することで彼の自信につながり、結果として『自分の夢を叶えるためには、この女性しかいない』と実感させることができますよ」

なお、久野さんによると、「『ブライダルフェアに連れて行く』、『親に会わせる』、『友達の結婚の話をする』など、彼が乗り気ではない状態で“結婚したいアピール”をしてしまうと、あなたと彼の“結婚に対する温度差”が露呈してしまい、ドン引きされる原因になりますよ」とのこと。友人の場合は、強行策がたまたま功を奏したけれど、結婚を暗ににおわせるよりも、彼が自ら「結婚したい」と思うように、うまくコントロールする方が賢いようですね。(山崎 はるな)


【取材協力】
久野浩司さん
わずか1カ月で運命のパートナーと出会う女性続出の「恋愛ライフデザインセミナー」主催。NPO法人「日本ライフデザインカウンセラー協会」公認マリッジカウンセラー。
久野浩司さん公式ブログ http://ameblo.jp/algrat/


【データ出典】
恋愛・結婚に関する意識調査 2014/3/14〜3/17実施
(インターネットによる20〜30代男性へのアンケート調査 調査機関:マクロミル)