教えて！お見合いパーティってどんなもの？
先日、“独身・彼氏ナシ”の女友だち数人で集まった時のこと。「出会いがないなぁ…」という誰かのつぶやきから、「お見合いパーティってどんな感じなんだろう！？」という話に発展！おおいに盛り上がったのですが、よくよく考えると合コンのツテも、ほぼ使い果たしてしまった今、自力で出会いを探すのもそろそろ限界…。できればすぐにでもステキな男性と巡り合いたいのだけど、お見合いパーティって、やっぱりすぐに結婚したいと思っている人だけが集まるものなの！？
ということで、全国でさまざまなお見合いパーティを主催しているエクシオジャパンで婚活アドバイザーを務める西澤史子さんに、さっそく聞いてみました！
「お見合いパーティは普段自分が持っている人脈では知り得ない人たちと効率的に知り合うことのできる“出会いの場”のひとつです。もちろん、『将来的にいつかは結婚したい』と考えて参加される方が多いですが、すぐに結婚を考えている人でいなければ参加してはいけないとか、パーティで出会った人とカップルになったら、必ず結婚を前提にお付き合いしなければいけないか…といったら、そんなことはありません。あくまで自分の縁を自分で開拓するひとつのツールなので、将来的に結婚をしたいと考えている方であれば、ご参加いただけます。なお、お見合いパーティは一度にたくさんの方と話す機会が得られるので、コミュニケーション能力の向上や自己プレゼンの練習など、ちょっとした職業訓練にもなりますよ」
え、そうなんですか？それならすぐに結婚を考えているわけじゃなくても参加できますね！だいたい何人ぐらい参加されているのでしょうか？
「弊社の場合ですが、パーティは平均して男女比20対20ぐらいで行うことが多いですね。場所は弊社の所有するパーティスペースや、場合によってはホテル、レストランなどを会場に使用することもあります。女性でも７割程度の方はおひとりで参加されていますので、ひとりだと浮いてしまうというような心配はありません。それに、受付後、パーティがスタートするとすぐに、参加者全員が異性の方とお話しできるように、着席して１対１で約２分〜３分間ずつお話をしていただく時間をとっているので、『せっかく参加したのに誰とも話せなかった』ということにもなりません。皆さん最初は緊張されていても、徐々に和やかな雰囲気になっていきますよ。ちなみに、弊社のパーティでは会話に集中していただくため、基本的に飲食のご提供はしておりません」
それなら自分から話しかける勇気がなくても心配なさそうですね。でも、３分って一体どんなことを話せばいいの？初対面の人が相手だと、意外と長く感じてしまうのですが…。
「パーティに参加される方には全員、受付後に自己紹介代わりになるプロフィールカードをお渡ししています。そのカードにオススメの映画や休日の過ごし方など記入していただき、毎回お相手の方と交換して、その内容を見ながら会話を広げていただいてます。ちなみに、短時間で多くの方とお話ししていただくので、お話しした方の番号やお名前、どんな印象だったのかを忘れてしまわないために、その都度、事前にお配りするチェックシートにご記入いただくようにしています」
なるほど。ちなみに、１対１での会話が終了した後、フリータイムでもう一度話したいと思った人とは話せるのでしょうか？
「弊社のパーティのフリータイムでは、誰とでも自由に会話をしていただくのではなく、約３〜４分間のお時間を３〜４回に分けてとり、その都度１名の方とだけお話しいただくスタイルをとっています。それぞれの回の会話のお相手を見つけるのは早いもの順になっていますので、もう一度お話ししたいと思う方がいる場合は、自分を印象づけるためにも、フリータイムが始まったら『お話ししてもいいですか？』と、積極的に話しかけに行きましょう」
ということは、場合によってはお目当ての方と話せないなんてこともあるんですね…。また、西澤さんいわく、「１対１の会話が終了した時点で、皆さんに印象の良かった方や話の合った方の番号を“印象確認カード”、もしくは、お相手に直接メッセージが送れる“アプローチカード”に記入していただき、フリータイム中に、どの方が自分に印を付けてくれたのかが分かるように、結果をお渡ししています。この中間結果が、最終投票記入時にも大きく関わってくるので、気になった方の番号には積極的に印を付けるようオススメしています」とのこと。中間発表が行われているなんて！ここでお目当ての相手が意識してくれるかどうかが、勝負の分かれ目ってことですね。
ところで、お見合いパーティで好印象を持たれる女性になるポイントってありますか？
「お見合いパーティでモテる女性のポイントは、“笑顔で話す”、“相手を褒める”、“積極的に相手に質問する”の３つ。また、参加される男性が女性を見る時は、将来自分の妻になることを想定している場合がほとんどなので、“キレイ”よりは“かわいい”、“派手”よりは“清楚”、“うるさい”よりは“静か”な女性の方が、人気がありますね。身だしなみでは、メイクはナチュラルに。服装は、パステルカラーや白のワンピースが王道といえます。シフォンやモコモコ素材、リボンのアクセントなど、女性らしさが前面に出る服装も人気が高いです。なかには結婚式の二次会に参加されるようなセミフォーマルな装いの方もいますが、クラシックコンサートに行く時のような、いつもよりもちょっとフォーマルな“おしゃれ着”程度で十分。髪の毛もご自身できちんとセットされていれば、美容院に行く必要はありませんよ」
あまりバッチリ決めすぎていても、かえって気合いが入り過ぎている印象を与えてしまいそうですよね（苦笑）。では、逆にＮＧな服装や振る舞いは？
「派手な服装やメイク、男性が目のやり場に困るような過剰な露出はやめた方がいいですね。ブランド物のアクセサリーをじゃらじゃらつけているのもＮＧ。経済的に自信のないタイプの男性には特に好まれません。また、会話中は、黙り込んだり、相手が不快に感じる態度をとるのもＮＧ。もし相手と意見が合わないなぁと感じたとしても、その場で議論するのは控えましょう。『この人には興味ないからどう思われてもいい』と思うかもしれませんが、意外と周りの人からも見られているので、にこやかに大人の対応を。もちろん、過去の恋愛での不幸話や相手をけなすような発言もＮＧなので、気をつけましょう」
うーん、確かに一度に話す相手はひとりでも、誰に見られているか分からないですよね。でも、まったく興味のない相手に“興味がある”と勘違いされても困りますが…？
「興味のない相手には、さり気なく“好みではない”ことをアピールしましょう。例えば、にこやかに接しながらも、話の内容をプライベートな話題ではなく、『駅から会場まで遠くなかったですか？』『３分って意外と長いですよね〜』など、始終ありきたりな世間話で済ませるようにすると、大抵の男性は『自分に興味がないんだな』と察してくれますよ。また、このアピールはフリータイムで興味のない男性から会話に誘われないようにするためにも、有効な手段となります」
なるほど、いいアイデアですね！ちなみに、フリータイムが終わったあとはいよいよカップルの発表になると思うのですが、カップルの成立率ってどのぐらいなのでしょうか？
「弊社でのカップル成立率は全体の３割程度ですね。フリータイム終了後、参加者全員に『カップルになってもいいかな』と思われる方の番号を第１〜６希望まで“最終投票カード”にご記入いただき、スタッフが集計。その後、男女ともにカップルになられた方の番号のみを発表します。パーティ自体はここで終了しますが、カップルになられた方には専用の待ち合わせ場所をアナウンス。退場は男女別に行い、カップルになられた方のみ、事前にアナウンスした待ち合わせ場所でお相手と合流して、電話番号やメールアドレスの交換をするなど、自由にその後のお付き合いに繋げていただいてます」
３割に入ることができれば、お付き合いに発展させることも夢じゃない！ってことですね。お見合いパーティって敷居が高いのかと思っていたけれど、意外と気軽に参加できそう♪出会いの場を広げたい！という人は、一度参加してみるのもいいかもしれませんよ！（清川 睦子／verb）
【取材協力】
西澤史子さん
全国でのお見合いパーティの開催をはじめ、さまざまな事業を展開する『エクシオ』で婚活アドバイザーとして活躍。婚活情報やお見合いパーティのコツなどについてブログでも情報を発信中。
エクシオ専属婚活アドバイザー西澤史子さんのブログhttp://ameblo.jp/exeo-konkatsu/
ということで、全国でさまざまなお見合いパーティを主催しているエクシオジャパンで婚活アドバイザーを務める西澤史子さんに、さっそく聞いてみました！
「お見合いパーティは普段自分が持っている人脈では知り得ない人たちと効率的に知り合うことのできる“出会いの場”のひとつです。もちろん、『将来的にいつかは結婚したい』と考えて参加される方が多いですが、すぐに結婚を考えている人でいなければ参加してはいけないとか、パーティで出会った人とカップルになったら、必ず結婚を前提にお付き合いしなければいけないか…といったら、そんなことはありません。あくまで自分の縁を自分で開拓するひとつのツールなので、将来的に結婚をしたいと考えている方であれば、ご参加いただけます。なお、お見合いパーティは一度にたくさんの方と話す機会が得られるので、コミュニケーション能力の向上や自己プレゼンの練習など、ちょっとした職業訓練にもなりますよ」
え、そうなんですか？それならすぐに結婚を考えているわけじゃなくても参加できますね！だいたい何人ぐらい参加されているのでしょうか？
「弊社の場合ですが、パーティは平均して男女比20対20ぐらいで行うことが多いですね。場所は弊社の所有するパーティスペースや、場合によってはホテル、レストランなどを会場に使用することもあります。女性でも７割程度の方はおひとりで参加されていますので、ひとりだと浮いてしまうというような心配はありません。それに、受付後、パーティがスタートするとすぐに、参加者全員が異性の方とお話しできるように、着席して１対１で約２分〜３分間ずつお話をしていただく時間をとっているので、『せっかく参加したのに誰とも話せなかった』ということにもなりません。皆さん最初は緊張されていても、徐々に和やかな雰囲気になっていきますよ。ちなみに、弊社のパーティでは会話に集中していただくため、基本的に飲食のご提供はしておりません」
それなら自分から話しかける勇気がなくても心配なさそうですね。でも、３分って一体どんなことを話せばいいの？初対面の人が相手だと、意外と長く感じてしまうのですが…。
「パーティに参加される方には全員、受付後に自己紹介代わりになるプロフィールカードをお渡ししています。そのカードにオススメの映画や休日の過ごし方など記入していただき、毎回お相手の方と交換して、その内容を見ながら会話を広げていただいてます。ちなみに、短時間で多くの方とお話ししていただくので、お話しした方の番号やお名前、どんな印象だったのかを忘れてしまわないために、その都度、事前にお配りするチェックシートにご記入いただくようにしています」
なるほど。ちなみに、１対１での会話が終了した後、フリータイムでもう一度話したいと思った人とは話せるのでしょうか？
「弊社のパーティのフリータイムでは、誰とでも自由に会話をしていただくのではなく、約３〜４分間のお時間を３〜４回に分けてとり、その都度１名の方とだけお話しいただくスタイルをとっています。それぞれの回の会話のお相手を見つけるのは早いもの順になっていますので、もう一度お話ししたいと思う方がいる場合は、自分を印象づけるためにも、フリータイムが始まったら『お話ししてもいいですか？』と、積極的に話しかけに行きましょう」
ということは、場合によってはお目当ての方と話せないなんてこともあるんですね…。また、西澤さんいわく、「１対１の会話が終了した時点で、皆さんに印象の良かった方や話の合った方の番号を“印象確認カード”、もしくは、お相手に直接メッセージが送れる“アプローチカード”に記入していただき、フリータイム中に、どの方が自分に印を付けてくれたのかが分かるように、結果をお渡ししています。この中間結果が、最終投票記入時にも大きく関わってくるので、気になった方の番号には積極的に印を付けるようオススメしています」とのこと。中間発表が行われているなんて！ここでお目当ての相手が意識してくれるかどうかが、勝負の分かれ目ってことですね。
ところで、お見合いパーティで好印象を持たれる女性になるポイントってありますか？
「お見合いパーティでモテる女性のポイントは、“笑顔で話す”、“相手を褒める”、“積極的に相手に質問する”の３つ。また、参加される男性が女性を見る時は、将来自分の妻になることを想定している場合がほとんどなので、“キレイ”よりは“かわいい”、“派手”よりは“清楚”、“うるさい”よりは“静か”な女性の方が、人気がありますね。身だしなみでは、メイクはナチュラルに。服装は、パステルカラーや白のワンピースが王道といえます。シフォンやモコモコ素材、リボンのアクセントなど、女性らしさが前面に出る服装も人気が高いです。なかには結婚式の二次会に参加されるようなセミフォーマルな装いの方もいますが、クラシックコンサートに行く時のような、いつもよりもちょっとフォーマルな“おしゃれ着”程度で十分。髪の毛もご自身できちんとセットされていれば、美容院に行く必要はありませんよ」
あまりバッチリ決めすぎていても、かえって気合いが入り過ぎている印象を与えてしまいそうですよね（苦笑）。では、逆にＮＧな服装や振る舞いは？
「派手な服装やメイク、男性が目のやり場に困るような過剰な露出はやめた方がいいですね。ブランド物のアクセサリーをじゃらじゃらつけているのもＮＧ。経済的に自信のないタイプの男性には特に好まれません。また、会話中は、黙り込んだり、相手が不快に感じる態度をとるのもＮＧ。もし相手と意見が合わないなぁと感じたとしても、その場で議論するのは控えましょう。『この人には興味ないからどう思われてもいい』と思うかもしれませんが、意外と周りの人からも見られているので、にこやかに大人の対応を。もちろん、過去の恋愛での不幸話や相手をけなすような発言もＮＧなので、気をつけましょう」
うーん、確かに一度に話す相手はひとりでも、誰に見られているか分からないですよね。でも、まったく興味のない相手に“興味がある”と勘違いされても困りますが…？
「興味のない相手には、さり気なく“好みではない”ことをアピールしましょう。例えば、にこやかに接しながらも、話の内容をプライベートな話題ではなく、『駅から会場まで遠くなかったですか？』『３分って意外と長いですよね〜』など、始終ありきたりな世間話で済ませるようにすると、大抵の男性は『自分に興味がないんだな』と察してくれますよ。また、このアピールはフリータイムで興味のない男性から会話に誘われないようにするためにも、有効な手段となります」
なるほど、いいアイデアですね！ちなみに、フリータイムが終わったあとはいよいよカップルの発表になると思うのですが、カップルの成立率ってどのぐらいなのでしょうか？
「弊社でのカップル成立率は全体の３割程度ですね。フリータイム終了後、参加者全員に『カップルになってもいいかな』と思われる方の番号を第１〜６希望まで“最終投票カード”にご記入いただき、スタッフが集計。その後、男女ともにカップルになられた方の番号のみを発表します。パーティ自体はここで終了しますが、カップルになられた方には専用の待ち合わせ場所をアナウンス。退場は男女別に行い、カップルになられた方のみ、事前にアナウンスした待ち合わせ場所でお相手と合流して、電話番号やメールアドレスの交換をするなど、自由にその後のお付き合いに繋げていただいてます」
３割に入ることができれば、お付き合いに発展させることも夢じゃない！ってことですね。お見合いパーティって敷居が高いのかと思っていたけれど、意外と気軽に参加できそう♪出会いの場を広げたい！という人は、一度参加してみるのもいいかもしれませんよ！（清川 睦子／verb）
【取材協力】
西澤史子さん
全国でのお見合いパーティの開催をはじめ、さまざまな事業を展開する『エクシオ』で婚活アドバイザーとして活躍。婚活情報やお見合いパーティのコツなどについてブログでも情報を発信中。
エクシオ専属婚活アドバイザー西澤史子さんのブログhttp://ameblo.jp/exeo-konkatsu/
