「イエ〜イ!」なんてドキドキしちゃう

男友だちにLOVE!恋愛モードにするには?

ただの男友だちだと思っていたのに、ふとしたことをきっかけに好きになってしまった…こんな経験をしたことがある女性、わりと多いのでは?でも、それまで友だちとして接していたぶん、ふたりの関係を恋愛モードにシフトチェンジさせるのって、なかなか難しそう。実際に、友だちから恋人関係に移行できた経験者たちは、どうやって攻略したのでしょうか?20〜30代の女性にリサーチしてみました!

まず、「男友だちを好きになったことはありますか?」と聞いてみたところ、「YES」と答えたのは全体の44%。およそ半数近くの女性が“男友だちへの恋”を経験しているみたい。意外と男友だちって、恋愛対象になりやすい存在なんですね。

続いて、「YES」と答えた女性に「その恋は実りましたか?」と質問。すると、なんと69%が「実った」と回答!予想以上の達成率にビックリです。皆さん、どうやって男友だちの気持ちを恋愛モードにシフトチェンジさせたのでしょう?

●「ふたりで遊びに行く機会を増やした。お酒を飲んで普段言えないようなことを言ったりして、自分を女の子として意識させるように努めた」(32歳)
●「誕生日には個人的にプレゼントをあげたり、旅行のお土産を彼だけにこっそりあげたりした」(25歳)
●「『一緒にいることが自然』と思ってもらえるように心がけた。あと、『私が一番あなたのことを理解しているよ』とアピールした」(24歳)
●「ストレートに告白。『お前より仲の良い女友だちはいない』と言われたので、『じゃあ付き合ってみよう!』と言った」(28歳)

どうやら“好き好きオーラ”全開で思い切ったアプローチをして、友だち同士の関係から発展させた人が多いみたい。

でも、男友だちから「恋愛対象には見られない」と断られる可能性があることを考えると、なかなかアタックできない女性だって多いはず…。もっとさりげなく恋愛モードにシフトチェンジさせる方法ってないのでしょうか?心理カウンセラーの清水おりえさんに聞いてみました!

「さりげなくシフトチェンジさせたいなら、男友だちの相談相手になるといいでしょう。相談に乗る時には、好きという気持ちはあえてアピールせず、『あなたのことを心から応援してるよ』という態度を見せるのが効果的。そうすると男性は『これだけオレのために親身になってくれる女性となら、恋人になってもうまくいくんじゃないか』と思うようになります。ただ、それだけだと押しが弱いので、さらに“視線のテクニック”をプラスするのがオススメ。相談に乗っている時に視線がぶつかったら、いつもより長く目を合わせた後、照れたようにそらしてみてください。それによって、『やっぱり女の子なんだな』と実感させることができます」

また、清水さんいわく、「相談に乗る時は、向かい合わせに座るのではなく、彼に対して90度の位置に座るのが良い」とのこと。向かい合わせの位置は“先生と生徒”、“医師と患者”など、“立場に差のある関係”をかもし出すため、避けた方がいいのだとか。また、お酒の席では隣同士に座ると、心の距離をぐっと縮めることができるとのことなので、相談に乗る時は、男友だちとの位置関係も意識してみるといいかも。

ちなみに、男友だちにアタックする時に、“やってしまいがちなNG行動”って、どんなことがありますか?

「まずコミュニケーションの手段として、メールや電話に頼り過ぎるのは危険。なぜなら、“好き”という気持ちは、実際に会った時にはある程度抑えられるものの、メールや電話だと一方的に出てしまう傾向があるからです。例えば、メールを1通送った後に『ここを訂正したい』と思ってもう1通送り、さらに返事が来ないことにあせってまたまた送ってしまう…など。そうなると、彼が引いてしまったり、「ウザイ!」と感じてしまったりして、反応がだんだん悪くなる可能性大です。メールや電話の回数を増やすよりも、会った時にアプローチをして『俺のこと好きなのかな?』と、意識させた方がいいでしょう。そういう気持ちにさせることで、必然的に異性として見てくれるようになりますよ。また、よく男友だちといる時に『わはははは!』と豪快に笑う女性がいますが、恋愛モードにシフトチェンジさせたいなら、それはやめた方がいいですね。女性を意識させない笑い方なので、どうしても“女友だち”としか見られなくなってしまいます」

笑い方ひとつでも、与える印象に差が出るなんてオドロキ…。“女友だち”から“彼女”になるためには、自分自身もチェンジすることが大事なんですね♪(玉乃 雫/verb)

【取材協力】
清水おりえさん
恋愛や社会の人間関係を中心にカウンセリングを行う臨床心理カウンセラー。最新刊『元カレとよりを戻す方法』(PHP研究所)
清水おりえさん公式サイトhttp://www.orie.biz/

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「ストーカーや家出について」
調査期間/2010/7/22〜7/26
有効回答数/163人(女性)