友人の結婚式に初めて出席した時のこと。どんな格好で行ったらいいかわからず、手持ちの服のなかでいちばんフォーマルなドレスをチョイス。でもその格好が…背中が大きく開いたオフホワイトのドレスに、ミンクのマフラーという、結婚式のマナーを完全に無視したスタイル。ほかのゲストたちに白い目で見られたのは、言うまでもありません…。

でも、誰だって初めて結婚式に出席した時は、多少なりとも失敗を経験をしているはず！…と思いたい（苦笑）。そこで、20〜30代の女性にアンケートを実施。「結婚式のマナーを知らないで、失敗したことはありますか？」と聞いてみたところ、20％の女性が「アリ」と回答。少数だけど、仲間がいてよかった…。では、どんな失敗をしてしまったの？

●「化粧直しをするタイミングが分からず、一切しなかったので、写真はすべて、テカテカな顔で写っていた…」（30歳）
●「肌の露出を抑えるために真っ白のボレロを着て行った。写真には上半身だけ写ることが多いので、面積は小さくても、花嫁の色を着てしまったのは失敗だった…」（31歳）
●「ストッキングを履かず、しかもミュールで行ってしまった」（32歳）
●「ご祝儀袋にお金を入れて持って行くとは知らず、そのまま手渡した…」（27歳）
●「荷物が入らなくて紙袋を持って行った。あまりキレイなものではなかったので、恥ずかしかった」（27歳）

ミュールで出席してしまったり、白の上着やドレスを着てしまった…という意見が続出。白は花嫁の色だからマナー違反だけど、初めての結婚式だと知らずに着ていってしまう人が、やっぱり多いようです。清楚に見えるし、無難な色合いということもあって、つい選んでしまうのかもしれませんね。では、服装や持ち物に関すること以外で、「意外と落とし穴だなぁ」と思う結婚式のマナーはある？

●「トイレに行くタイミング。披露宴中にお手洗いに行きたくなり席を立ったら、お色直しが終わって再入場した新郎新婦の後に続いて入るはめになった…」（31歳）
●「写真を撮りに行くタイミング。みんなが行く時に遠慮して行かないと、かえって浮いてしまう」（27歳）
●「写真を撮る位置。カメラマンの邪魔になるところに進入して撮りに行く子も…」（27歳）
●「お料理を食べるタイミング。久々に会った友人のテーブルを回ったり、写真を撮ったり…、席を外していることが多いので、結局何も食べられずに終わってしまったことがある！」（31歳）

トイレや化粧直しのために席を立つ、料理を食べるなど、何事もタイミングが難しいのが結婚式。何度出席しても、タイミングばかりは慣れないものなんですね。では最後に、思わず「ありえない！」と思ったゲストの目撃談を教えて！

●「『新郎の元カノだ』とぶっちゃけた女の子がいた。まだ二次会でよかった…」（24歳）
●「まわりにいる女性たちを片っ端から口説き始めた新郎友人１名。どれだけ飢えてるんだ！」（22歳）
●「司会者に『カラオケで歌わせろ！』とからんでいた社長。役職が役職なだけに、誰も注意できなかった」（27歳）
●「花嫁の手紙の最中にトイレで席をはずしていた友人。そこクライマックスでしょ！！」（24歳）

あまりにも常識外れな言動にビックリ！なかには、タバコを吸いながら司会をしていたという人も…。服装や持ち物・マナーに気を配るだけではなく、ほかのゲストに呆れられないようにしないといけませんね…私も気をつけます。（平田 桃子／verb）

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「恋愛について」
調査期間／2010/7/15〜7/20
有効回答数／123人（女性）