署名してもらうまでの道のり長し!?

彼のタイプ別!賢い結婚アプローチ法

付き合い始めてからけっこう長いのに、なかなかプロポーズしてくれない彼。友だちは猛アピールの末に見事ゴールインしたなんて言っていたけど、プレッシャーをかけ過ぎてウザイと思われるのはイヤ。でも、結婚のことはちゃんと考えてもらいたい!こんな時、どうアプローチしたらいいの!?男性心理に詳しい心理コーディネーターの織田隼人さんに聞いてみました。

「彼が“弱気タイプ”の男性であれば、女性から積極的に結婚の話を進め、『今年中にお互いの親にあいさつに行こうね』や『来春には結婚式ができたらいいね』など、結婚に向け積極的にリードし、ストレートにアピールするのがいいでしょう。このタイプの男性は、何よりも“決断”をするのが苦手。『◯◯ちゃんはこの間プロポーズされたんだって』や『親が早く結婚しろってうるさいんだよね…』など、中途半端にプレッシャーをかけたり、じわじわと追い詰めるような発言をすると、『オレにどうしろっていうの!?』と、逃げ出されてしまう可能性があります」

えっ!てっきり男性はストレートに迫られるのが一番イヤなのかと思っていました。もしかしたら今までやってきたことは、全部逆効果だったのかも…(涙)。

「いえいえ、ストレートなアピールがOKなのは、“弱気タイプ”の男性の場合のみ。例えば、何でも自分で決めたい“オレ様タイプ”の男性には、圧しの強いアプローチはNGです。このタイプの男性は、人に追い詰められるのが嫌いで、すべてを自分の考えで進めたがりがちなので、無理矢理ブライダルフェアに連れていったり、結婚願望を猛アピールしたりするのは逆効果。さり気なく家庭的な面をアピールしたり、誕生日カードに『ずっと一緒にいたいね』とメッセージをつけるぐらいにとどめるのがいいでしょう。結婚の決断はあくまで彼に委ねることが鉄則です」

なるほど。男性のタイプによってもかなりアプローチの方法が違ってくるんですね!ほかにはどんなタイプがいるのでしょうか?

「ほかのタイプでいうと、物事を損得で考える傾向の強い“打算タイプ”が挙げられます。この手の男性は、結婚が自分にとってプラスになるのかマイナスになるのかを慎重に見極めるタイプ。例えば、『結婚したら専業主婦になりたいな〜』や『あなただけが頼りなの』など、寄りかかられるような発言にはすぐにプレッシャーを感じ、“結婚=デメリット”というイメージを持ってしまいます。なので、まずは『ふたりでなら広い家に住めそうだよね』や『ふたりで働けば収入も2倍だよね!』など、“結婚=彼にとってお得な未来”というイメージを持たせることが大切です」

ん〜、確かに“お得な未来”をアピールしたら前向きに検討してもらえそう。でも、あまり打算的になられるのは寂しい気も…。ちなみに、全タイプの男性に共通するNGのアプローチ法ってありますか?

「男性は“結婚=ふたりの幸せ”と考える傾向があるので、例えば、『友だちもみんな結婚してるし、私たちもそろそろ…』や『親が早く会わせろって、うるさくて』など、他人を引き合いにだして、結婚を迫るのはNG。『それはそっちの都合でしょ?』と、マイナスに捉えてしまいます。また、タイミングにも気を付けて。“結婚”は前向きに考えなくてはいけないことなので、どんな方法であれ、彼の仕事がうまくいっていない時など、彼がマイナス思考の時期にアプローチをするのは控えた方がいいでしょう。こういう時期に結婚をにおわせ、彼に重圧をかけてしまうと、いつも以上にプレッシャーを感じさせてしまううえ、『この子と結婚したら、この先も大変な時には重荷になりそう…』といったマイナスイメージを与えてしまいますよ」

ということは、彼が辛い時にいかに支えになってあげられるかが肝心なんですね!…って、ある意味この“支え”こそが、「この子と結婚したい!」と思わせる一番のアプローチになるのかも!?(清川 睦子/verb)

【取材協力】
織田隼人さん
心理コーディネーターとして活動し、男女の心理の違いを広める。著書に『離れかけた彼の気持ちを取り戻す方法』、『恋の法則のウソ〜だからあなたの恋はうまくいかない?!』など。
織田隼人さん公式ブログhttp://oda999.tea-nifty.com/blog/