子は親を見て育つ!

尊敬?反面教師!?親から学んだことレポート

長い年月、一番近くで見ていたからこそ、価値観や生活スタイルなど、親からの影響を最も受けて、育っているはず。でも、親だって人間。尊敬できる部分もあれば、「ちょっとそれはどうなのよ…」という部分もあって当然!そんな親の言動から学ぶことも多いのでは?

そこで20〜30代女性に直撃!「親の行動を見て、見習いたいと思った習慣や行動はありますか?」と質問したところ、全体の82%の人が「ある」と回答。では、お手本になったのは、どんなところ?

●「温かいものを食べてもらえるように、父の帰りに合わせてご飯を作っていたことや、毎日仕事をしてくれている父に感謝の気持ちを忘れないところ」(25歳)
●「父の愚痴を『うんうん』と最後まで聞いてあげているところ!」(31歳)
●「休みの日は、夫婦揃って買い物に行く」(26歳)
●「子どもを叱る時、必ずどちらかは味方についてフォローをいれる。思い返しても、ふたり同時に怒られた記憶がないほど徹底していてスゴイと思う!」(23歳)
●「お互いを名前で呼ぶ。ふたりで家事を負担する。子どもを束縛しすぎないところなどすべて!」(27歳)

思わず「すばらしい!」と叫びたくなりそうな回答がズラリ!特に「母親」にリスペクトしている人が多く、最も多かった意見は「父を立てていること」、「完ぺきに家事をこなすところ」でした。

逆に「反面教師になった親の行動はありますか?」と聞いてみたところ、「ある!」と回答した人が全体の63%という結果に。では、「これだけは真似したくない!」と密かに決意していることを、具体的に教えて!

●「父も母もお金にルーズだったので、私はしっかり貯蓄しようと思った」(27歳)
●「母親は、いらないものを捨てることができない。転勤族だったので、毎回引越しのたびに大量の荷物で苦労した」(30歳)
●「母が父の悪口を言う。本人は悪気がなくても、純粋無垢な子どもにとっては超悪影響!自分のお父さんはそんなだめな人なのかと思って育った」(24歳)
●「母は朝が弱く、私の高校受験の時も、寝坊したうえにお弁当を作ってくれなかった」(33歳)
●「私が小学生の頃から共働きになり、会話をする時間が少なくなって寂しかった!」(38歳)

という意見が勢ぞろい!皆さんが親を反面教師にして得た教訓は「子どもの前でケンカしない」、「子どもに父親の愚痴を言わない」、「共働きで子どもに寂しい思いをさせない」ということのようです。

いいところも悪いところも全て見える親は、ある意味参考書のような存在(笑)。これからも背中を見て、学ばせていただきます!(平田 桃子/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚生活や親について」
調査期間/2010/6/10〜6/14
有効回答数/258人(女性)