スワート地方旅行
パキスタン北西部のスワート峡谷を中心とする地方。古くウディヤーナ国と呼ばれ、険しい山岳に囲まれていたため、外来勢力の支配をあまり受けずに、8世紀ごろまで仏教文化が栄えていた。今も無数のストゥーパをはじめ、僧院や仏教寺院の跡が数多く残っている聖地である。仏像などの彫刻も多く、その作風はガンダーラ美術に近い。ここからの出土品の多くは、サイドゥ・シャリーフのスワート博物館に納められている。玄奘、法顕ほかの中国僧の旅行記に当時のようすが描かれている。 古都ガンダーラとは山によって隔てられている。