茂陵旅行
西安郊外約40キロメートルにある漢の武帝・劉徹の墓、茂陵(マオリン)。中央集権体制の強化、シルクロードの開拓などの功績を残し、前漢の黄金時代を築いた武帝だが、この墓は即位後すぐに建造が始められ、完成まで50年以上かけたという。方形で、高さ46.5メートル、総面積5400平方メートル。周辺には前漢期の皇帝の陵墓が9つあるが、その中でも最大のもの。茂陵の東にあるのが、茂陵の陪葬墓のひとつで、武帝の重臣、名将・霍去病の墓。死後、武帝により手厚く葬られたという。必見は墓の前の茂陵博物館にある、自然石を生かした動物の石刻。中国の彫刻の初期作品で、匈奴を踏む馬、臥牛など前漢期の傑作がそろっている。