フォンテーヌブロー城旅行
パリ郊外に広がるフォンテーヌブローの森は古くから狩りを楽しむ場所として王族たちに親しまれてきた。この城館も、もとは小さな狩猟小屋であったと思われるが、フランソワ1世の時代に大改修が行われて以来、アンリ4世、ルイ14世、ナポレオン1世ら歴代君主によって次々に増改築が施された。そのため、いまでは中世から18世紀末までの建築様式が凝縮された歴史的遺産のひとつ。なかでもフランス・ルネサンス美術が開花した痕跡を多く残す。かのアナトール・フランスが「フランスの歴史を学ぶなら本を読むよりフォンテーヌブローへ行け」との言葉を残したのもうなずける。