コンピュータのエンドユーザーやそのリーダーが取得するのにふさわしいと考えられている、情報処理技術者試験のなかの一区分。パソコンの普及やインターネットの発達などにより、コンピュータ自体や周辺機器、アプリケーションなどの性能は日進月歩で進んできている。専門的な技術を持たないユーザーでも、自分のニーズに合った情報処理環境を整備する必要性が出てきたのにあわせて、94年より設けられたのがシステムアドミニストレータの試験だ。
試験は初級と上級の2つに分かれている。初級シスアドは、パソコンや情報システムに関する一般的な知識を活用し、部門内のコンピュータ化推進やシステムの構築、運用、整備などを行うエンドユーザーコンピューティングにおけるリーダー的存在として働く人向け。上級シスアドは企業の事業部門や企画部門などに属して、情報化リーダーとして業務改革を推進する人や、社内の指導的立場にあって、情報技術をどのように活用するべきかを考える人などに向く内容。
試験内容は、初級の場合は、イントラネットやLANなど社内通信に関する問題や、表計算ソフトの操作などが中心。上級では情報システム構築や利用のためのマネジメントなどについて問われる。企業での評価は高く、資格手当も期待できる。