マツダは1990年代初め、折からのバブル経済の余波に乗って販売チャンネルを大幅に増やし、一気にフルラインナップメーカーになろうとした。そんな追加チャンネルの一つであるユーノス店より1989(H1)年10月にデビューしたミドルクラスセダンが300である。ユーノスといえばロードスターがメイン車種であったが、このオープンカーのみでユーノスブランドは維持できないとマツダは判断。数を揃えるために、他のマツダチャンネルから個性的なモデルを別名で導入したのだった。すなわち300はペルソナそのものだ。当時のキャッチコピーは、「美意識あるスポーツをセダンで問いたい」。応接室ライクな後席を装備したペルソナのユーノス版だからこその謳い文句である。ペルソナとの相違点は、エクステリアのみの小変更にとどまる。七宝焼きエンブレムはユーノスマーク。テールランプは丸い4灯式である。エンジンバリエーションもペルソナと同様で、1.8Lと2Lの直4DOHCを搭載した。ミッションは5MTと4ATから選択可能であった。
| ボディタイプ | セダン |
最高出力 (馬力) |
115〜150
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| 全長×全幅×全高 (mm) | 4550×1695×1335 |
駆動方式 | FF |
| 排気量 (cc) |
1789〜1998
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乗車定員 | 5名 |