1996年にシトロエンのベーシックラインを担うAXの後を継いでデビューしたサクソは、プジョー106と基本コンポーネンツを共有する国際Bセグメントカーだ。シトロエンらしさをデザインやメカニズムに求めない代わりに、ボトムエンドのコンパクトカーとして競争力のある基本性能、すなわち高い剛性や安全性、居住性などを意識して開発されている。当初のラインナップは、3ドアと5ドアのいずれもハッチバックで、直4SOHCの1.4Lと1.6L、DOHCの1.6Lの3エンジンタイプが用意されていた。日本へは語感の悪さからか、シャンソンとして導入されていたが、2000年のマイナーチェンジを機に、本国と同じサクソとして販売され今日に至っている。シャンソン時代は直4SOHCのSX(3ドア)とV-SX(5ドア)のAT車というラインナップであったが、ダブルシェブロンをグリル中央に大きく配した新世代シトロエン顔をもつ現行モデルでは、1.6LDOHCの5MT、左ハンドル、3ドアハッチバックというスポーティなVTSのみとなった。106同様に貴重なホットハッチである。
| ボディタイプ | ハッチバック |
最高出力 (馬力) |
90
|
| 全長×全幅×全高 (mm) | 3720×1595×1380 |
駆動方式 | FF |
| 排気量 (cc) |
1587
|
乗車定員 | 5名 |