アルファロメオを買収した後のフィアットはメインコンポーネンツの共有化を進めることで競争力を高める手法をとった。FRの75シリーズの後を継ぐ155シリーズがフラッグシップの164同様にFFモデルとなったのも、そういう背景があったからだ。ティ−ポ2、3と名づけられたプロジェクトによって生まれたモデルは、フィアットティ−ポ、フィアットテムプラ、アルファロメオ155、アルファロメオ145、ランチアデドラ、ランチアデルタなど実に幅広い。これらのモデルはすべて同じホイールベースやサスペンション形式をもっている。155は1992年に発表され、同年から日本に輸入された。当初はアルファツインカム2LツインスパークのTSとフィアット製2Lターボを積むQ4の2グレードが販売され、一時は豪華仕様が投入されたが、DTMやITCといったツーリンングカー選手権での活躍に注目が集まるようになると、ワイドフェンダーとハードサスを奢ったスポルティーバ仕様が人気を呼んだ。最終的には2Lツインスパークと2.5L V6モデルとなった。硬派なスポーツセダンだ。
| ボディタイプ | セダン |
最高出力 (馬力) |
140〜185
|
| 全長×全幅×全高 (mm) | 4445×1695×1440 |
駆動方式 | FF/4WD |
| 排気量 (cc) |
1969〜2492
|
乗車定員 | 5名 |