1994/01
2009/07
フェラーリ F355スパイダー(94年〜99年)
誰もが楽しめるスポーツカー V8フェラーリ、348シリーズの後継モデルである。基本的なシルエットは348を引き継ぐが、エクステリアの細部やエンジン、シャーシ、サスペンション、ギアボックスなどは新設計で、その性能も含めニューモデルといっても過言ではない。355の名前は搭載されるユニットに由来する。348は3.4Lの8気筒であったが、355は3.5Lの5バルブだ。この不条理さがフェラーリらしい。ミッドに搭載されるのは380psを発生する3.5LのV8DOHC40バルブ。スーパーカーとは思えない軽いクラッチやパワーアシスト付きのハンドルなど誰もが楽しめるスポーツカーになった。1997(H9)年にはF1と呼ばれる2ペダルセミATモデルも登場。ハンドル裏側のパドルでギアチェンジを行うもので一時は生産台数の7割以上を占めた。エクステリアデザインはピニンファリーナ。ベルリネッタ(クーペ)とルーフパネルを取り外せるGTS、そしてフルオープンのスパイダーという3ボディタイプが用意された。ガンガン攻めて走れるフェラーリだ。(1994.1)
【試乗by西川淳】シボレーコルベットZR1に乗った
ヨーロッパのスポーツカーと真っ向勝負できる実力派最高出力638psで、最高速は時速200マイル(320km/h)以上のコルベット。そう聞いただけで、とてつもなくじゃじゃ馬で、途方もなく扱いづらく、この上なく野蛮な超マッスルカーを想像してしまう。伏線がある。一昨年、7LのV8を積む505psのコルベットZ06に乗ったとき、加速のあまりの過激さ、力強さ、音、振動、に恐怖さえ感じた。あのZ06より130psも馬力があるんだって?! 最大トルクに至っては637Nmから819Nmへ。唖然、というか、狂気の沙汰としか思えない。と同時に、Z06を自分のものにしたいという欲求があった私は、このニューカマーにい[全文](2008/11/04)